ねぇ、だいすきだよ。Daiki.A

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大貴「あや、本気で言ってるの？」









ただその一言。


大貴くんは、ぽつんと言い放った。









すべてお見通しなんだ。







私が大貴くんのことが好きってことも、






大貴くんの噂を知ってるってことも、







テニスサークルに入れば大学での大貴くんの様子が見れるかな、なんて軽い気持ちの下心までも。






そして、








大貴くん以外の人に『そういうこと』をされても良いなんて１ミリも思っていないこと。









何一つ言葉に出していないのに大貴くんには分かるんだ。









だって大貴くんは、いつも私を見てくれてるもんね。







数センチしか切っていない髪の毛も、




新しく使ってみたアイシャドウもリップも、




お気に入りのワンピースだって。






いつも一番に気づいてくれるのは大貴くんだもんね。









そんなにいつも私のことを見てくれてるから、実は大貴くんも私のことを特別な存在だったりするのかな、なんて思っちゃうんだよ。









全部全部大貴くんの思わせなぶりな態度が悪いのに。








何も言わなくたって大貴くんには、私の気持ちが伝わるんだ。




そんなの、恋人同士でもないのにおかしいよ。









ううん、やっぱりほんとは大貴くんじゃなくて全部私の勘違いのせいだね。









〜作者から〜

少し開けてから見てみるとすごいhit数上がってて嬉しいです(; ﾟ ﾛﾟ)

模試やら小テストやらが多くてなかなか更新出来なくてすみません、、

多分明日？明後日ぐらいにはまた更新できると思います！

頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。

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