＃16 ドキドキする ページ17
夏休みがあけて、またいつもの学校生活が始まった。
宿題もちゃんと提出したし、明日は課題テストで若干萎えるけどそんなのはどうでもいい。
そんなことより問題は、またまた私たちの教室に来ている彼らだ。
｢ねーえ！なんで俺ら夏休み終わったばっかなのに勉強しなきゃいけないの！！｣
｢そりゃあ夏休み開けたからでしょ｣
｢夏休みは遊ぶためのものだろ？！｣
｢そうだぞ！！俺らは部活に遊びに青春を楽しんだんだ！！｣
またまたりょうくんの机を囲んで、おバカな二人組がおバカな持論をりょうくんに語っている。
りょうくんは頬杖をつきながら、爽やかに笑って聞いているけれど、2人は必死にペンを動かしていた。
｢お前らガチで宿題やってないの？｣
｢だって宿題って課題テストの日までにやりゃいいんでしょ？｣
｢そうだけどさ、課題テストは宿題から出るんだよ？｣
｢だーから今やるんじゃん！ね？としみつ？｣
｢俺はお前と違ってもう終わるから｣
｢ええええー？！それ裏切りじゃん！裏切りとしみつ！！｣
すっごい大きな声でそんなこと言うから、思わずふっと笑ってしまう。
てつやくんは集中してるとしみつくんを見てあたふたしながらもまた机に向かってペンを動かしてる。
でもちゃんと宿題を自分の力でやるんだ、諦めて答え写してもいいもんだと思うけど。
あ、これは絶対彼らに言っちゃいけないやつだ、悪影響ダメダメ。
｢ねーえ！鳴海ちゃん！としみつったらひどいんだよー｣
｢えっ？！｣
｢なんでそんなに驚くの？｣
あのアイスの日から、てつやくんを見る目が完全に変わって、急にその彼が後ろにあらわれたからかなり驚いた。
「鳴海ちゃんは夏休み何してたん？」
「んー...特になにも...かな？」
「そんなことないでしょー」
宿題やらなくていいの？って心の中では思っていても、この距離が離れて欲しくなくて口に出せずにいる。
そうそう、夏休み読み返したあの漫画にも、こんなシーンがあった。
別に好きとかそんな感情はなかったけど、彼が近付いてくるうちにドキドキしちゃうやつ。
それだ！これだ。
私の王子様との出会い。
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____haru(プロフ) - ましろちゃん！待ってたよ！！！久しぶりの更新とっても嬉しい！元気そうでよかったです！ (2018年12月7日 18時) (
レス) id: 4f81121750 (このIDを非表示/違反報告)
Mashiro.(プロフ) - kyaspaさん» 新作の書き溜めが落ち着きましたら、こちらも同時に更新進めさせていただきます。しっかり案内しておらず申し訳なかったです。もう少しお待ちいただけたら嬉しいです。 (2018年10月24日 16時) (レス) id: 09eef81ca3 (このIDを非表示/違反報告)
Mashiro.(プロフ) - kyaspaさん» kyaspa様、コメントありがとうございます。そう言っていただけてとっても嬉しいです。今久々に自分で最初から全て読み返しました(；＿；) 自分自身このお話に納得できなくて、更新停止していましたが、ひとりでも待っている方がいらっしゃる限り絶対書き終えます。 (2018年10月24日 16時) (レス) id: 09eef81ca3 (このIDを非表示/違反報告)
kyaspa(プロフ) - このお話がすごく好きです！続きが気になってうずうずしています笑笑いつか更新される日を心待ちにして待ってます笑 (2018年10月23日 23時) (レス) id: 0fd2e1c39a (このIDを非表示/違反報告)
Mashiro.(プロフ) - 月兎＝光華さん» 月兎=光華さん、たくさんコメントありがとうございます！文才なんてとんでもない..！！ただの妄想話にありがとうございます(^^) 急展開に急展開を重ねていきます！ぜひよろしくお願いします♪♪ (2018年8月28日 21時) (レス) id: 09eef81ca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ma
| 作成日時：2018年7月17日 0時
