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ようやく任務に行っても良いと許可をされた私は、真夜中に鬼の気配を辿り山の中を歩いていた。


任務は終えたが、まだ狩り足りなかった。


少しでも多くの鬼を殺したい。



私の、皆の大切な人を奪う鬼たちをこの世から滅殺したかった。




私の心にあるのはそれだけだ。



「三匹目…」



襲ってくる鬼の頸を斬っていく。



私は、鬼を斬った数だけ心に安らぎを感じた。



夜が明けて、仕方なく蝶屋敷に帰った。

任務に行くのは許可されても、蝶屋敷には必ず帰ってこなければならなかった。




「A…!良かった」



私を見るなり抱きついてくる千佳子を、ぼんやりと見つめる。



私は、すぐにでも刀を握りたかった。






杏寿郎が生きていることが、自分が刀を握り鬼を斬れることが、私の希望だった。






だから私は、自分の心が死んでいくのを感じながら、刀をふるい続けた。





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みーた(プロフ) - 麗羽さん» 泣かないでぇ(´;ω;`) (2019年10月12日 21時) (レス) id: 8487e33076 (このIDを非表示/違反報告)
麗羽(プロフ) - 普通に泣きました……( ;∀;) (2019年10月12日 13時) (レス) id: 835b4d5769 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - みーたさん» ありがとうございます! (2019年10月12日 12時) (レス) id: 483e5f8c50 (このIDを非表示/違反報告)
みーた(プロフ) - ちぃさん» 申し訳ございませんでした!すぐにルビをふってまいりますので少々お待ちください! (2019年10月11日 22時) (レス) id: 8487e33076 (このIDを非表示/違反報告)
みーた(プロフ) - おさるさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年10月11日 22時) (レス) id: 8487e33076 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みーた x他1人 | 作成日時:2019年9月29日 20時

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