どうも、風柱の姉です。【鬼滅の刃】

18*° ページ19

しのぶ side




今日は怪我人も少なかったし、薬品整理もすぐに終わった。



まだ午前中。




一休みしようかと一息着いた時だった。






ﾊﾞｧﾝｯ



診察室のドアが大きな音を立てて勢いよく開く。




甘露寺「しのぶちゃん！！！大変、Aちゃんが！！！」


ゼェゼェと息を切らして走ってきた、



Aさんを姫抱きにした甘露寺さんと、


伊黒さん。





何事ですか。




伊黒「Aが起きない！！」






．．．え




「はい？




それは寝起きが悪いのではなく？」



甘露寺「そうなの！



今日は甘味処に行く約束をしていたんだけど、あまりにも遅くて心配で伊黒さんとAちゃんの屋敷に行ったんだけど＿＿＿＿＿＿＿」








。。。




「．．．．．．なるほど」





Aさんになんど呼びかけても起きず、




唸りながら涙を流すばかり。






．．．胸騒ぎがする。





なにか、ある。






『陽菜．．．乃．．．．．．れ．．．い』



「Aさん！？」






『ご．．．めん．．．ね』





そう言ってAさんは、再び涙を流した。

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