【ヒプマイ】山田家末っ子の日常。

キレた ページ24

・A

・

A「たっだいま〜〜！」

時刻は18時半。ちゃんと門限前に返してくれた楠木先輩。

門限あるって言った時は、過保護〜ってめっちゃ笑われたけど。

一郎「おう、おかえり。楽しかったか？」

A「うんっ！めっちゃたのしかった！」

三郎「A、なんか違う。」

A「えっ？なにが？」

二郎「めっちゃ目元キラキラしてんな。」

A「モカちゃんたちにメイクしてもらった！」

一郎「化粧なんか しなくても、かわいいぞ。Aは。」

A「ふふっ、ありがとう〜」

二郎「…なんかえらい、上機嫌だな。」

A「チョコレートケーキ食べたんだ〜」


先輩とLINEも交換して最高に上機嫌な私。

拓磨先輩から また明日という LINEがきてる。

胸が高鳴った。

二郎「…。」



・

そして、先輩とLINEやり取りを頻繁にしたり、

放課後とか、休日 内緒で遊ぶことも多くなった。

日に日に先輩への 気持ちも大きくなった。

廊下すれ違う時とか、

先輩が体育の授業で活躍してる姿を

目で追っちゃう。


モカ「恋してんな〜。」

ミル「もうA、日に日に可愛くなってってる〜無理〜」

アサミ「先輩も Aにぞっこんじゃん。」


・

〜♪恋しちゃったんだ たぶん 気づいてないでしょ 星の夜願い込めて Cherry〜

三郎「A、どんだけ、その曲聞いてるの…まさか。」

一郎「A、もしかして。」

三郎「好きな人でも…」

A「えっ？えっ、あっ、えっ？別に。」

一郎「図星だな…。」

三郎「わかりやす…って、まじか。」

二郎「おい、誰にだ。まさか、あいつとか言わねぇよな。」

A「べ、別に…。」

二郎「おい、あれほど 言っただろ。」

A「べつに、じろくんには関係ないじゃん。」

二郎「んだと？」

じろくんがキレた。

・

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