22second ページ24
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色々考えていたらお風呂上がりに柔軟をするのを忘れ
就寝してしまったことを後悔しつつ
前日の予報通り晴れ渡った空に顔を少しだけ顰めて、いつも通り朝を迎える
ただ昨日の疲労感がほんの少しだけ残っていたようで
いつもより一層乗り気になれない朝
まぁ、そんなことを理由に遅刻しようものなら
消太さんによる有難−い、お小言を頂戴することになる
昨日も釘を刺されたわけだし、気をつけないと
いつも以上に長い時間正座しなくちゃいけなくなりそう
まぁそんなこと、早々怒られるようなことしないから
年に一回あるかないかだけれど
昨日？一昨日？
いや、もっと前からずっと変わらないルーティーンを巡って
いつも通りすぎる時間帯に家を出る。
こうして“いつも通り”を繰り返しすぎて
時々今はいつなのか忘れかけてしまうことがある
話題が昨日の話に戻るようだが…事件の直後
私は記憶が混濁して実際事件前後の記憶を飛ばしてる。
前後と言っても、「前」に関しては１週間くらい。
事後の方が酷い本当に半廃人状態だもの
我ながら精神弱すぎるのではないか？…なんとも みっともない。
ま、そういう訳だから「お決まりのルーティーン」といっても
一体いつからの習慣なのか割と定かではない
気がついたらその前と違う小学校通ってたり…
まるで繰り返しの動作をプログラミングされた機械になったみたいな…
なんて自虐でしかない今までを頭の中で思い返していたら
また「気がついたら」で折寺中学校に到着していた
友達を見かけたのか名前を呼びながら私の横を小走りで追い抜かしていく生徒や
欠伸をしながら億劫そうに校舎に向かう生徒
どこにでもあるような一般的な人にとっての一般的な日常
それらがある事を「当然だ」と言う具合に
謳歌することを忘れた人々を一瞥して教室へ向かった。
ガラガラと音を立てながらドアを開け。後ろから普通に教室に入っていく
いつもならで流し見で終わるはずの視線は
昨日の１件のせいで比較的長めにこちらに向けられた
まぁ、それでも赤の他人への興味なんて長続きしない。
名前も把握していないクラスメイト達は直ぐにそれぞれの会話へ戻っていった
私が着席して数分して、前の扉が音を立てたかと思うと緑色の髪
彼は私に気がつくとパタパタと駆け寄ってきた
緑「おはよう、過来さん」
…相手に把握され、挨拶されたのはいつぶりか
私が出来たのは軽く会釈するだけだった
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チョコ&ピーナッツ(プロフ) - うわわわ…！！紹介して頂き本当にありがとうございます！！私もこちらの作品が大好きです！！もう睡様には頭が上がりませんね…！イラストもお上手で小説も面白い…！！尊敬します！！更新頑張って下さい！！ (2019年4月27日 18時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
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