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私は、なにをどう離したら良いのかわからなくて、今まであったこと全て話した
ガ「ふむ、…御前の過去は分かったがの、何故海兵を目指したんじゃ？」
貴「そ、れは…、…」
ガ「それは？」
貴「……、…強くなれば、誰かが私を愛してくれる、…求めてくれると、思ったから、です」
思わず俯いて、呟くように告げた
ガ「…、そうか。御前はそんなことを考えてたんじゃな！」
そう言って笑いだしたガープ中将に呆然とした
ガ「強くなればなるほど、独りになるぞ」
貴「…、まだ分からないじゃないですか、…私は其を確かめに来たんです」
ガ「ぶわっはっはっは、名前は面白いのう！！」
わしゃわしゃと、大きな手で頭を撫でられた
久しぶりに人の温もりに触れて、心地好かった
話を終えて、また訓練所に向かおうとすると
ガ「そうじゃ、御前ワシの孫になれ！！」
貴「…え？」
ガ「なんじゃ、ワシの孫じゃ不満か」
いや、むしろ歓迎だ
優しくて、私に無償の愛をくれるような人を受け入れないはずがない
貴「…、よろしく、お願いします！！！」
この日、私はガープ中将の部下から孫になりました
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今日も今日とて新兵の訓練をする
同期で明確な地位を手にいれている者は数少ない
そんな中で、女である私が少将にまでなったのをよく思うやつなんて居なかった
「おい、あいつだよ＿先輩の言ってた同期の奴」
「彼奴って、ガープ中将の部下の名前だろ？」
「…どうせガープ中将の優しさに漬け込んで出世したんだろ」
「うわ〜、…良いな女って！色んなことに体使えるしよ！」
本部内ではそんな声がよく聞こえた
訓練所で私との組手を申し込んでくる奴らもいた
女である私がどれだけのものか、確かめたかったんだろう
組手である限り、手加減はしなかった
例外に、わざわざ私を本部裏の喫煙所に呼び出して、攻撃してくる奴らだっていた
ガープ中将の評判が、私のせいで下がるなんてどうしようもなく嫌で、手を出さなかった
ひたすらに殴られて、蹴られて
でも鍛えているだけあって倒れることはなかった
痣が日に日に増える
ガープ中将に話せば、なにか手を打ってくれるかもしれない
でも、私はそうしなかった
私に手を出した奴らの職が無くなるのは可哀想だったから
辛くない訳じゃない、でもガープ中将が居るから耐えられる
私は独りじゃないんだ
。
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過激派ちゃん(プロフ) - あぁ…すごく面白い……(泣)私こういうの結構好きで好きで…(泣)3時間で！全部読んじゃっいました☆ 番外編楽しみに待ってます！ (2020年1月8日 21時) (
レス) id: 3a6392dacf (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 幻 闇波さん» 読んでくださり、ありがとうございました！！申し訳ないです(涙)本当はもっと違う終わりかたにしようと思ったのですが、幸せになってほしいという意見をいただいたので、こういう終わりかたにさせていただきました、番外編を書きはじめたら必ず幸せにします！！ (2019年9月28日 16時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
幻 闇波 - 完結ですかぁ････もっと読んで居たかった････夢主ちゃん幸せになってね。 (2019年9月28日 9時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 夜月レナさん» 読んでくださり、ありがとうございます！！そう言ってもらえて、嬉しい限りです(涙)こちらこそ、ありがとうございました！！！ (2019年9月27日 22時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
夜月レナ(プロフ) - 素敵な小説をありがとうございます。とても感動しました。感謝です。 (2019年9月27日 22時) (レス) id: cc38b551b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2019年9月21日 7時
