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わしゃわしゃと頭を撫でてやる
貴「大丈夫、すぐ時間は過ぎるよ。夜も毎日話してるしさ、もう泣かないで良いもんね？」
なんてからかうように言えば勢いよく顔をあげた
エ「うるせェ！！俺は男だから泣いてねェし！！」
貴「ん〜、なら電伝虫要らない？」
エ「なっ！そんなこと言ってねェ…」
うん、かわいいエースが悪い
ぎゅう、とエースとルフィを抱き締めてやってからもう一度頭を撫でた
貴「いい子にしてるんだよ、二人とも」
ル「ああ！！」
エ「…」
貴「じゃあまたね、行ってきます」
船にのって出港する
二人の姿が見えなくなるまで手を振り続けた
〜エースの気持ち〜
あいつは、俺が電伝虫を繋ぐ理由を勘違いしている
ルフィがいるんだ、寂しい訳じゃない
ただ、そばにいて欲しいから
声が聞きたくて、掛けるんだ
俺が泣かなくなったのは事実
名前と話していれば心が軽くなる
会えないからいつも何してるんだろう、とか名前のことばっかり考える
苦しくて、でも声を聞くと嬉しくて
マキノにこの事を話せば
マ「ん〜…、エース君はルフィ君が名前ちゃんに抱き着いてるの見たらどう思うの？」
エ「は？……、そんなの嫌に決まってるけどよ、…何が関係あるんだ？」
マ「ふふ、……エース君は名前ちゃんが好きなのよ！」
エ「…好き？」
マ「そう、恋してるのよ！大人になったわね」
そう言って頭を撫でられる
名前に撫でられたら心臓がばくばくするのに、マキノに撫でられてもただ暖かいと感じるだけ
好き、という言葉がすとん、胸に落ちた
14歳になる少し前、俺は好きと言う感情を知った
.
.
.
恐怖だ、恐怖でしかない
島を出て二日たった日の夜、漸く見えてきた本部
船着き場に近づくにつれて人影が浮かび上がってくる
スモーカーさんだ
嫌だ、待ってくれ、なぜそこにいる
船を止めることは出来なくて、無事本部に帰還した
貴「……、お疲れ様です、」
ス「…」
貴「スモーカーさん？」
無言で私を見つめている
これは逃げるしかないな
勢いよく駆け出そうとすれば腕を捕まれた
ス「説教だ」
。
そのあとは、何故か現れたクザンさんとガープ中将にみっちり説教を食らった
ベッドに入れたのは日付が変わり二時間ほどたった頃だった
。
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過激派ちゃん(プロフ) - あぁ…すごく面白い……(泣)私こういうの結構好きで好きで…(泣)3時間で！全部読んじゃっいました☆ 番外編楽しみに待ってます！ (2020年1月8日 21時) (
レス) id: 3a6392dacf (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 幻 闇波さん» 読んでくださり、ありがとうございました！！申し訳ないです(涙)本当はもっと違う終わりかたにしようと思ったのですが、幸せになってほしいという意見をいただいたので、こういう終わりかたにさせていただきました、番外編を書きはじめたら必ず幸せにします！！ (2019年9月28日 16時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
幻 闇波 - 完結ですかぁ････もっと読んで居たかった････夢主ちゃん幸せになってね。 (2019年9月28日 9時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 夜月レナさん» 読んでくださり、ありがとうございます！！そう言ってもらえて、嬉しい限りです(涙)こちらこそ、ありがとうございました！！！ (2019年9月27日 22時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
夜月レナ(プロフ) - 素敵な小説をありがとうございます。とても感動しました。感謝です。 (2019年9月27日 22時) (レス) id: cc38b551b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2019年9月21日 7時
