お泊り当日 ページ8
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そして当日・・・。
朝９時に園長先生が双子を送ってきてくれた。
「それでは明日の１６時に
迎えに来ますので。
よろしくお願いします。」
真季と少し話をして、園長先生は施設へと帰っていった。
「さてと、２人とも、
手洗いしに行くよ〜。」
希も望も何度か五十嵐家には来ているため、すんなりと洗面所に向かい、仲良く並んで手洗いうがい。
その後、リビングに戻る。
今まで何度か会ってきて、双子の性格も少しは見えてきた。
兄の希は好奇心いっぱい。
気になることはいつまでもじーっと見てる。
特に雅紀の行動は、希の好奇心をくすぐる様で・・・。
時々、本人無自覚でソワソワしている。
でも片時も望から離れようとしない。
もう少し慣れてくれたら、一緒にいろいろできそうだって、雅紀が嬉しそうに話していた。
妹の望はちょっと怖がりで心配性。
今までの傷が希よりも深いせいか、まだあまり心を許していないよう。
でも、智とは波長が合うようで・・・。
何度か５人の前で発作を起こした望。
智が居るとすぐに治してくれるせいか、智の事は信用しているみたい。
他の兄弟よりも望になつかれた智は、毎日自慢げに話すのだった。
そして２人そろって和也の絵本の読み聞かせが大好き。
はじめは言葉を覚えるためにやっていたこと。
でも今では、２人が自ら絵本を選び、和也に呼んでと催促する。
なぜか和也だけに・・・。
他の４人もチャレンジしたけれど・・・。
双子のお眼鏡に適うのは和也だけだった。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーナンバー
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作者名：mio
| 作成日時：2018年2月11日 13時
