一から兄妹を始めませんか？【ＡＲＳ】 (ページ33)

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初めましてページ33

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「「失礼します」」

「おっ、来たねぇ～。
　座って座って。・・・？
　YOUが大野妹？」

社長さんがそう声をかけてくれているけど・・・

お兄ちゃんがお世話になっている
事務所の社長さん。

ちゃんと挨拶しないといけない事は分かってる

でも・・・。

怖い。

さっきので思い出したくないことまで思い出した

私、この容姿だったから、
周りから結構言われてきた。

その中には、気持ち悪いとか不気味とか・・・

そんなひどい言葉も混ざってた。

だから人込みはあまり得意じゃない。

だってみんな、
変り者を見る目で見てくるんだもん・・・。

「そうですよ。おいらの妹。」

「ほうほう・・・。
　おじさん食べないよ？
　だから出ておいでぇ～。」

社長さん・・・。

食べないって・・・。

私一応成人してます。

子供じゃないです。

「まぁまぁ、ジャニさんも。
　今こっちに相葉ちゃんたちも
　向かってるみたいなので。
　それまでに話進めましょうよ。
　Aちゃんも、
　出てきたくなったら出ておいで。」

翔君が社長さんを止めてくれて、
お兄ちゃんたち３人でお話を始めた。

週刊誌がスクープ記事として
明日の見出しに使おうとしているもの。

昨日の夕方、みんなが解散した時に
まー君家のエントランスでとられた６人の写真

お兄ちゃんの腕に私が抱っこされているから、
お兄ちゃんの隠し子じゃないかって・・・。

人の想像力って恐ろしい・・・。

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