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Aｓｉｄｅ
進級試験２日前。
私は今、和君と一緒に
とある教室の前に来ています。
「何してるんですか？
早く入りますよ？」
「いやいやいや・・・。
だってこの中、3年生いっぱいだよ！？
やっぱり無理だって！！」
「・・・ここまで来て、
まだ駄々をこねますか？
いい加減腹をくくって下さいよ。」
試験2日前の今日、
進級試験のトーナメントの組み合わせが決定する
その為、参加するペア全員が、
この教室に集められている。
入らないといけないのは分かってるけど・・・
中には怖い人たちがいっぱいいると思うと・・・
「何してんの？入ったら？」
廊下で和君と言いあっている声が聞こえたのか
教室の中から翔君が顔を出した。
空いた扉、そっと中を覗くと、
皆の視線がこっちに・・・。
無意識に和君の背後に身を隠した。
「ククッ・・・。誰も
取って食おうなんて思ってませんって。」
その様子を見て、必死に声を抑えて笑う和君。
もういい。
今だけは笑われても。
「全員そろったな。
それでは、進級試験の
トーナメント組み合わせを決めるぞ。」
先生がそう言って、
ボードに空白のトーナメント表を貼りだした。
「今回の4年生進級試験は、
飛び級希望の二宮ペアを入れて、18組。
Ｓクラスの大野・櫻井両ペアは、
準決勝までシードが決まっている。
お互い決勝でしか当たらないよう、
対極に名前が入れてある。
他はくじで決める。
大野・櫻井以外のマイスターはこちらに。」
先生にそう言われて、和君も先生のもとに。
今回進級できるのは３組のみ。
ほぼ１００％そのうちの２組は智君・翔君
だろうから、実質残りは１枠。
18ペアだから、５戦勝てば優勝。
でも、勝ち進めば
４戦目に確実に智君か翔君のペアとガチ合う。
厳選なるクジの結果、トーナメント表の左側。
3番の数字を引き当てた和君。
勝ち進めば、先に当たるのは
智君、まー君ペアだ。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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みーちゃ(プロフ) - 初めまして。とても面白かったです。ワクワクしました。これからも、頑張って下さい。 (2019年6月11日 13時) (
レス) id: a96942639d (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 結那さん» コメントありがとうございます。このお話、書き溜めしていないものなので…。作者の現実でのお仕事が落ち着くまで、もう暫く待って頂けると嬉しいです。 (2018年4月9日 22時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
結那(プロフ) - 面白くて好きです。早く続きが読みたくなりました。更新頑張ってください！ (2018年4月9日 21時) (レス) id: f542a8ceef (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございます。今までと違うジャンルの小説ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。 (2018年3月24日 22時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
カノン - 私mio さんの小説大好きです！更新楽しみです！頑張ってください超楽しみです！ (2018年3月24日 21時) (レス) id: 23fa94a902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio
| 作成日時：2018年3月21日 16時
