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翔がリビングに戻ると、
「大丈夫なの？あの２人。」
リビングの扉を開けたとたん、心配した表情の潤が翔に聞いた。
「あぁ。
雅紀は微かだけど喘鳴が聞こえたから、
念のため吸入した。Aの方は、
若干低酸素気味だったから、
今酸素吸入中。２人とも、
午前中は部屋で様子見かな。」
「大人しく
していれば良いですけど・・・。」
「２人揃ったら、ぜってー
大人しくしないだろ・・・。」
弟であるはずの和也と潤に散々言われている雅紀とA。
朝は４人で朝食を食べて。
翔が出勤前にもう一度診察をするために双子の部屋へ。
潤も雑炊を作って、翔と共に双子の部屋に向かった。
扉を開けて、翔は思わず大きくため息をつく。
「雅紀・・・。
俺、ちゃんと
布団に居ろって言ったよな？」
「え？いるじゃん、布団に。」
翔の問いかけに、自慢げに答える雅紀。
確かに布団には居る。
Aの、だけど。
双子はそろって１つのベッドでくっ付いていたのだ。
生まれた時から虚弱体質で、お互いにお互いを必要としているせいか、大人になった今でも、２人は常に一緒。依存しすぎではないかと、上の兄２人は心配するほど。
「朝食持ってきたけど
・・・食える？」
潤のこの問いに、雅紀はお腹すいたと元気に答えるが、
「ごめんね、潤君。
今はいらない・・・。」
Aの方は食欲が無いようで、苦笑気味にそう答えた。
「A、
薬は飲まないとだから。
少しは食べよう？」
翔にそう言われて、３口は頑張ったA。
その隣で、雅紀は雑炊を完食。
残すのが勿体無いと、Aの食べれなかった分まで胃袋に収めた。
「それだけ食えれば、
雅紀は大丈夫だな。」
翔は２人の服薬を見届けて、仕事へと出かけていった。
潤も、食器を片付けるためにリビングへ。
その潤と入れ違いに、今度は智が部屋にやってきた。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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mio(プロフ) - 紅音さん» コメントありがとうございます！仕事中にパッと思い付いたモノをただ書いているだけの繋がりのないお話ですが。皆様に楽しんで頂けるよう頑張りますw (2018年4月2日 20時) (
レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
紅音 - すっごく面白いです！個人的にはテレパシーの話が好きです！更新楽しみにしてます (2018年4月2日 17時) (レス) id: 7123fcbb8f (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 桜桃さん» 嬉しいコメントありがとうございます。前後の繋がりが殆ど無い超短編集ですが、楽しんで頂けたのなら幸いです (2018年3月26日 20時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - とっても楽しみにしてます。お話がとにかく良くて、大好きな作品です。更新楽しみにしています (2018年3月26日 20時) (レス) id: 349678d199 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - カノンさん» 殆どの作品にコメントして下さってありがとうございます^ ^カノン様のように楽しみにしてくださる読者様の為にも、できる限り頑張って更新します (2018年3月24日 23時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio
| 作成日時：2018年3月15日 14時
