和也と潤 ページ37
＿
「ただいま・・・。」
「おかえり、和兄。」
久しぶりに会社へと出社していた和也。
家に帰ると、リビングには潤の姿しかなかった。
「他のみんなは？」
「1時間ぐらい前に
A姉が発作起こして、病院に行ってる。」
「雅兄も居ないって事は、
また釣られたんですか？」
「ご名答。A姉の発作を見て、
救急車の到着を待っている間に
雅兄まで発作起こした。もうさ、
毎度のことすぎて智兄と苦笑いだよ。」
「それで2人とも病院送り、と。
今日は入院ですかね？」
「だろーな。今頃、
智兄と翔兄で説得してるんじゃね？」
・
そのころ、病院では・・・。
和也と潤の予想通りの展開が繰り広げられていた
「もう大丈夫だもん。お家帰ろう？」
「私ももう平気だよ？
ちょっとビックリしただけだもん。
発作も止まったでしょ？」
病室のベッドの上。
ベッドサイドに立つ白衣姿の翔に、帰宅願望をぶつけまくる双子の姿。
「ダメだ！！
発作は起きた後も要注意なの。
家に帰ってまた
発作起こしたらどうするの！？
今日は1日お泊りです！！」
「「翔兄のケチっ・・・。」」
「なんだって？」
「「何でもないもんっ！！！」」
双子はそう言うと揃って布団に潜り込んでしまった
２人の子供のようなその姿に、翔は大きくため息をついた。
「病院のお泊りは誰だって嫌だよねぇ〜。
２人とも、お泊りできて偉いねぇ〜。
今日はおいらもこっちに泊まるからさ。
１日だけ我慢しような。」
どこかに行っていたのか、智も病室に戻ってきて
双子の眠るベッドに腰を下ろした。
＿
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 559人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mio(プロフ) - 紅音さん» コメントありがとうございます！仕事中にパッと思い付いたモノをただ書いているだけの繋がりのないお話ですが。皆様に楽しんで頂けるよう頑張りますw (2018年4月2日 20時) (
レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
紅音 - すっごく面白いです！個人的にはテレパシーの話が好きです！更新楽しみにしてます (2018年4月2日 17時) (レス) id: 7123fcbb8f (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 桜桃さん» 嬉しいコメントありがとうございます。前後の繋がりが殆ど無い超短編集ですが、楽しんで頂けたのなら幸いです (2018年3月26日 20時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - とっても楽しみにしてます。お話がとにかく良くて、大好きな作品です。更新楽しみにしています (2018年3月26日 20時) (レス) id: 349678d199 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - カノンさん» 殆どの作品にコメントして下さってありがとうございます^ ^カノン様のように楽しみにしてくださる読者様の為にも、できる限り頑張って更新します (2018年3月24日 23時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mio
| 作成日時：2018年3月15日 14時
