私は平和に暮らしたい!! (ページ7)

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OSUSHI!!! ページ7

ブ「では始めようか!まずはAからとってくれ!」

ルール(?)を説明し終えたブライト博士がお寿司の乗ったお皿を差し出してくる。

『じゃあ…これで……』

怖々一番端のお寿司をとる。

それに続いて他の人たちも渋々取っていく。

ブ『よし!皆とったな?じゃあせーので食べるんだ!行くぞ………せーの!』

思い切って一口で口にお寿司を放り込む。…………………普通に美味しい。どうやら当たりだったみたい。

コ「お。普通だな。上手いなこれ」

コンドラキ博士もセーフ。

ギ「……………。いけますね。」

ギアース博士も。

ジェ「あ、これ美味しいですね…!今度頼んで見ようかな…。」

ジェラルド博士も大丈夫だ。

残るはあと2人だが………

ア「私は、大丈夫でしたよ。」

と、なると……まさか……

カ「………!?!?っあ!?…………あ"あ"っ!?」

『おおおおお兄ちゃん!?!?大丈夫っ!?』

苦しそうに悶えてるお兄ちゃん。ハズレだったみたい……。

カ「水っ…!くださいｯｯｯ…!!」

『はっはいこれ!』

慌てて水を差し出す。

カ「はぁ……はぁ………なんですかあれ……とても辛かった…。」

横を見るとブライト博士が大爆笑している。それをジトーっと横目で見ながら、

『あれはワサビっていうんです。辛い日本の食べ物です。普段はあんなに入れないけれど…。』

カ「なるほど……。どうりで……。」

ブ「あー。面白かった!散々笑わせてもらったよ!あ、もうかえっても大丈夫だ!」

ブライト博士が言うとみんなさっさと出ていってしまい、部屋にはあっという間に私だけ。

と、そのとき

アナウンス「緊急事態!!緊急事態!!各エリアでscipの収容違反が次々に起こっています!!

職員たちはすぐに避難してください!!」

『え…!?い、いーくんのとこに…!!』

私はすぐに駆け出して行った。

何故かは分からないけれど、いーくんの所に行かなくちゃいけない気がしたから。