458 ページ20
〜A〜
「はぁ……。食べたいデザートがない」
忍田「おい待て。かたっぱしから食べておいてよくそんなセリフが言えたな」
「デザートは真史さんが食べていいって」
忍田「誰が全種類食べていいと言った」
時枝「その細い体のどこに吸収それてるんだろうね」
「胃袋じゃないですか?」
出水「胃袋以外にも入ってそうだけどな」
「そんなわけ……もしかしてお金足りないの?これ使っていいよ」
忍田「クレジットカード。……なぜ名義が真司くんなんだ」
「逆にどうして真司さんじゃないと思ったの」
忍田「だって……」
「私が三河さん名義のカード使ってたら、私の事バレちゃうじゃん。心配しなくてもそのカードに関しては本人の許可得てるからね」
忍田「だとしてもだ。本人に返しなさい」
「まだ1回も使ってないのに……」
大人買いというものをしてみたかった
買うリストまで作ったのに
真史さんは慶さんから財布を奪って残金を確認して項垂れた
お金入ってなかったんだ
A級1位の社会人なのに
「私貸そうか?利子高いけど」
忍田「いや…あー……そう、だな」
他の隊員に借りるぐらいならと悩みに悩んでる
元は私が食べたせいなんだし普通に出すけど
忍田「じゃあ……少し…貸してくれ」
「いいよ〜」
私の財布には万が一用として、万札を数枚入れてある
三河さんに貰ったお金は、お釣りも含めて別の財布に大事に保管している
いつか返すために
34人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
李詩(プロフ) - ヤバい…三河さんが好きすぎる… (2019年10月22日 16時) (レス) id: 085be6f2b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まゆ | 作成日時:2019年7月10日 23時