【nqrse】100%愛して【男主】 (ページ31)

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30% くりすますページ31

今日はなるくんとおうちでクリスマスを過ごすことになっている
けど、最近のなるくんはお仕事がとても忙しくなってなかなかお部屋から出てこない

せっかくなるくんが頑張ってるんだからご飯できたって呼びに行って邪魔になったらやだし、僕だって集中してる時には話しかけられたくないもんなぁ

せっかくお料理頑張って作ったんだけどなぁ…
チキンもケーキも焼いたんだけど…
一人で食べるくらいなら食べたくない…
なるくんがお部屋から出るの待ってよう
そんでちゃんとクリスマスお祝いしよう

そう思って早数時間
一向になるくんがお部屋から出てくる様子がない
もう飾り付けまで終わっちゃったよ…一緒にツリー飾ろうねって言ったのに…

なるくんの歌は大好きなんだよ
だけど、やっぱり歌ばっかに集中されると寂しくなっちゃうし、やめちゃえばいいのになんて思ったりもしちゃう
だって、もっとかまって欲しいしもっといっぱい一緒にいて欲しいんだもん
だめだなぁ、こんなの恋人失格だよ…
なるくんはみんなのために頑張ってるのに…
なるくんだって歌作るの大好きなんだから、それを邪魔したりやめちゃえなんて思ったらダメなのに…

『なるくん…僕さみしいよ…』

すごく静かな部屋で1人で浮かれてバカみたい…
同じお家になるくんがいるはずなのに全然感じない…
なんか、ひとりぼっちだ…

「ましろ、ましろ起きて!!ごめんね、1人にしちゃって」

『…ん、え…あ、なるくん？』

「もうご飯食べちゃったよね？うわぁ、クリスマスなのに俺彼氏失格だー!!ほんとごめんねましろ!!」

『なんで、なんでなるくんが謝るの？』

「え、だってクリスマスに彼女放ったらかしとかクズ男のやることだよ？俺クズだよ？だから謝るのは当たり前だよ、ごめんねましろ、今からクリスマスやろ!!ご飯あっためてくれる？」

『う、うん!!僕もね、まだ食べてないの、なるくんと食べたかったから…一緒にお祝いしよ』

「えー!!ならもっと早く片付ければよかった!!しよしよ、ましろの焼いたチキン美味しいもんね、こんなにいっぱい用意してくれてありがとう」

『ううん、なるくんこそお仕事片付けてくれてありがとう…だいすき』

「あ、俺から言おうと思ったのに!!俺も大好き!!」

なるくんは太陽だ、一瞬で明るくしてくれる
なるくんが居なきゃ、僕ほんとにダメな子だね