【nqrse】100%愛して【男主】 (ページ12)

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11% うわきページ12

店舗周りの最中、なるくんを見つけた

けど、なるくんの隣には仲良さげに歩く女の人がいて、なんでか分からないけど僕は隠れてしまった

え、あの人誰？
また歌い手さん仲間かな？
でも今日なるくんお仕事ないよって言ってたのに…
僕よりずっと背が高くて、お姉さん系の女性
なるくん、僕のこと飽きちゃったの？
なら、早く行ってくれればよかったのに…

お家帰ったらあの人もいるのかな…
やだやだ、どうしよう…

その日はなるくんにアトリエに泊まることを伝えると、今日だけはお家に帰ってきてって言われた

なんで、別れよって言われるの？
この前、愛してるから別れないって言ったばっかなのに…

けどなるくんに帰ってきてって言われたら、拒否できないからいやいやお家に帰る

中に入ると、なるくんがご飯を作って待ってた
それは、なるくんが作ったの？それともさっきの女の人？

『ただいま、なるくん』

「おかえり、今日忙しかったの？ごめんね呼び出しちゃって」

『ううん、大丈夫』

「ましろ、」

『なるくん、僕に隠してる事ない？』

「え、ないけど」

『じゃ、今日誰とどこにいたの？お仕事ないんじゃなかったの？なんで、なんで!!』

「ましろ、聞いて」

『やだ!!悪いとこあるなら言ってよ!!僕直すからって何度も言ったじゃん!!なんで、浮気なんかしたの？男の僕より女の人がやっぱりいいの？』

「違う、誤解だよ!!あれは女の人じゃない」

『嘘つき!!僕なるくんのことこんなに好きなのに、なんで？なるくんは僕のこと好きじゃないの？』

「ちゃんと大好き。見てこれ。ピコさんっていう歌い手仲間。男の人だよ、背高かったでしょ？」

『ほんとに？』

「うん。ましろにプレゼント買おうと思ってピコさんに手伝ってもらったの。勘違いさせちゃってごめんね」

『ぷれぜんと、なんで？』

「やっぱりましろ忘れてる。今日ましろ誕生日でしょ？彼氏としてちゃんと彼女のお祝いはしたかったの。サプライズしたかったから内緒にしててごめんね、大好きだよ」

『うそ…ごめんなさい…僕勘違いしてなるくんに怒っちゃって…』

「いいよ、いつもならましろネガティブになって自分を責めるのに、今日は責めなかったじゃん、偉いねぇ」

『でも、なるくんに…』

「俺は気にしてないよ、逆に俺のことすごく好きなんだなって分かったからいいよ」

その後、なるくんと仲直りして2人でご飯とケーキを食べた
ごめんね、なるくん。ありがとう。
これからも一緒にお誕生日過ごそうね