１０１: 夢うつつ ページ1
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『ねえレオくん？』
月『ん〜？』
『もし…もしね。終わることのない美しい音楽があるのなら、それは聞いていたいと思う？』
月『うーん…そうだな〜構成とかにもよるけど、おれは_____
____て
__先輩___
「ん……」
誰かの声によって、一瞬だった心地よい微睡みから引き上げられていく。
太陽の光が暖かくて起きるのが惜しいから、抵抗の意も込めて、仰向けから横向きにごろんと転がった。
すると体を揺すられ、今度は耳元で大声を出される。
？「先輩、起きて！」
「ん〜〜なぁに…だれ……？」
ぼんやりとした意識のまま、先輩と呼ぶ声の方へ視線を向ける。目を瞬いてしっかりとその姿を確認し、柔らかく微笑んだ。
「やあひなた。夢、続き見たかったのに…」
ひ「やあ、じゃないでしょ！大丈夫ですか！？」
「うん、大丈夫。ちょっと寝てたけど」
良かった、と僕から手を離したひなたを見上げた。
ここは軽音部室。昼休みに遊びに来ていたのだが、いつの間にか眠ってしまったらしい。
その証拠に、僕の周りや頭の下には五線譜が散乱している。
転がっていたペンを拾った。
「外は寒いけど、窓から入ってくる光はあったかいでしょ？眠くなっちゃったらしいね」
ひ「ビックリしましたよ〜、入って来たら先輩が倒れてるんですもん！」
「あははっ、ごめんごめん」
立ち上がって、散らばる五線譜を拾い集めていく。
「ゆうたは？」
ひ「あ〜、放課後ならともかく昼休みに一緒に部室行こうって言い辛くて」
「そっかそっか」
兄ってそういうものなのかな、と思いながら全て拾い集め終わり、ファイルに挟み込んだ。
ペンも仕舞っていると扉がトントンとノックされ、ひなたと顔を見合わせた。
ひ「今開けまーす」
２回目のノックに応えたひなたが扉を開けると、そこに立っていたのは椚先生だった。
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瑠璃烏(プロフ) - 推しが可愛すぎさん» 感動していただけた事に涙ですっ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ご期待に添えるよう、頑張ります！ (2019年11月18日 19時) (
レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - 如月さん» 閲覧頂きありがとうございます！夏目くんとの関係、エピローグにて書いております(^-^) しばしお待ちを！ (2019年11月18日 19時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
如月 - とてもおもしろかったです！自分的には夏目くんとの関係がみたi ��(ﾟoﾟC=(__:次回作も楽しみにしてます！ (2019年11月18日 0時) (レス) id: 9471f73ad6 (このIDを非表示/違反報告)
推しが可愛すぎ(プロフ) - なんか感動と涙しかありませんでした！(あれ同じ？)好きだったので続きとかまだ見たかったですが次回作がんばってください！ (2019年11月18日 0時) (レス) id: b43a5c5bee (このIDを非表示/違反報告)
黒影(プロフ) - 12月にもう1回ですか……頑張ってくださいね (2019年10月30日 17時) (レス) id: 18284fa39e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃烏 | 作成日時：2019年10月19日 1時
