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「忠、一回落ち着け〜」
「ははははぃ…」
忠が、ピンチサーバーで入ることになった。
忠は今ジャンプフローターサーブを練習しているらしくて、それを試すにも丁度良い機会だろう。
俺もジャンフロは練習してたけどまだまだ未完成…というより、全然出来ないから今はジャンプサーブばっかりで練習してない。
忠を見ると、何事にも師が必要なんだなぁと思ったり。
「忠…大丈夫か？あれ」
「まあまあ、見守ってあげようよ」
「お、翔陽お疲れ〜」
「下がんの嫌です…」
「俺もだよアホ」
髪の毛をわしゃわしゃと掻き乱して、ジッと忠を見守った。
あんなの絶対に怖いに決まってる。
ピンチサーバーは大抵その時の試合の流れを変える、或いは後押しする為に入れられる。それが失敗したらと思うと流石に俺も怖い。
忠の手によって宙へ浮いたボールは
「……！」
「あ…」
ネットに引っかかって、床に跳ねた。
自分のことでも無いのに忠の
「次、決めろよ」
「……ハイ! ! !」
流石のひと言に笑みが浮かぶ。
��次��が有るということ、まだ自分は戦える、戦うチャンスがあるのだということは俺たちにとって何よりの喜びだ。
「ドンマイ忠！」
「山口ドンマイ！」
翔陽にするように頭を撫で回して、手招きするコーチの所へ駆け寄ると交代の笛が鳴り月島くんがこちらへ歩いてくる。
コートへ歩き出そうとした瞬間に後ろから手を掴まれた。
「しっかり呼吸しろよ、苦しい時ほど特に」
「はい、コーチ。……ありがとうございます」
試合に出してくれて、というのは抜きで言うとどうも伝わらなかったみたいだけど。
不思議そうに首を傾げるコーチに微笑みながら首を振って、コートで待つ皆んなに加わった。
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瑠璃烏(プロフ) - 麗さん» 本当だ！！！コメントに気付くのが遅れ申し訳ありません！まさかこんな間違いがあるとは…！ご指摘、有難うございます。 (2020年11月6日 13時) (
レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 猛虎です。武虎になって別人が出来上がっていらっしゃいます。 (2020年8月25日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 龍之介です。龍之助ではないです。 (2020年8月25日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
幸ぴろ - 瑠璃烏さん» 続編!？やったぁ！嬉しいです！ (2020年2月10日 7時) (レス) id: ba2c8d8630 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - 幸ぴろさん» 典型的な��落として上げる��方式ですね(w)続編いきますので、まだまだお楽しみ下さい！ (2020年2月7日 19時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃烏 x他1人 | 作成日時：2020年1月17日 3時
