４: 歌はできる(?) ページ4
私はプロデュースというものはあまり得意じゃないし、むしろ苦手だ。
それでも私に、という人もいるからやってるけど…
「やっぱり自由ですね〜」
司「申し訳ありません、お姉さま…」
「司くんは悪くないよ。さて、どうしよう」
目の前に広がる無法地帯。
レオさんは作曲、凛月は寝ている。せないず先輩はイライラしてて話しかけられないし。
ナッちゃんと司くんはまともなんだけど…
「レオさーん！聞こえる！？」
月「うわっ！おいおい何すんだよ〜！」
「ごめんなさい、一応レッスンだから…」
月「あれっ、そうだっけ？ごめんな、忘れてた！」
「ぉう…忘れてた……まぁいいや、準備してくださーい」
月「ん！」
楽譜をまとめてレオさんに渡して、凛月の隣にしゃがみ込んだ。
すやすやと寝息を立てる凛月を起こすのは気が引けるが、何しろここはレッスン室の真ん中だ。
ずっと眠っていられるのも困ってしまう。
そっと肩に手をかけてゆり起こす。
「お兄ちゃん、起きて〜。レッスン室の真ん中で寝ないで〜？」
凛「ん……A…？」
「はい起きて〜。レッスンだから着替えて。眠いところを申し訳ないけど…」
凛「ん〜……Aのお願いならいいけど…」
「ありがとう。えっと、立てる？」
薄く目を開けてフラフラと歩き出す凛月をせないず先輩に任せ、適当に用意をして待った。
私はダンスに関してはよく分からない。少しだけやったことはあるけど、好きではない。
教えられるのは歌くらいだ。
零兄さんと凛月の影響でピアノを始めたらあっという間に上達してしまい、今でもコンクールの賞が部屋に飾ってある。
絶対音感に近いものを持っているのだ。それは凛月も同様だとは思うが。
「はーい、じゃあ始めるよ。」
各々のバラバラな返事を聞き、ちょっと苦笑してスイッチを押した。
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瑠璃烏(プロフ) - 十六夜 桜さん» ありがとうございます！もう何と言いますか…インスピレーションが湧かなくて（ ; ; ）何とか書いておりますので、もう少しだけお待ち下さい！ (2020年1月6日 12時) (
レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 桜(プロフ) - とても素敵な作品ですね！続きを楽しみに待ってます！零推しには嬉しいですね。(零の小説があまりないので) (2020年1月6日 1時) (レス) id: 12d90357d6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - みーこさん» 長い間の更新停止、すみませんでした！お言葉、恐縮です。頑張らせていただきます！o(｀ω´ ) (2019年11月16日 14時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
みーこ - すごい好きです！更新待ってます！ (2019年11月13日 8時) (レス) id: ad66a60e86 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - 紅さん» 閲覧頂きありがとうございます！ご指摘、その通りでございます(>_<)勉強の合間に書いたもので…！痛み入ります、すみません！ (2019年9月16日 19時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃烏 | 作成日時：2019年9月4日 9時
