アイドルと6日目 ページ29
次の日、ジミンさんは合鍵を貸してほしいと言ってきた。
「どこか行くんですか？」
jm「えーっと、ほら！まだ僕必要なものとかあると思って！」
「なら、私も行きますよ。お金とかもあるし…」
jm「いやいやいや！この前言ったでしょ！僕電子マネー結構あるから！」
「でも、荷物とかもたくさんになるだろうし…」
jm「ほんっっとに平気！それじゃあ！行ってきます！！！」
前に、私がプレゼントした服を身にまとって彼は家を出ていった。
そして少しして彼がスマホを忘れていったことに気づく。
「もう、これがなきゃ買い物できないじゃない…」
おっちょこちょいな彼に思わず笑いながら自分も出かける準備をする。
すると、ジミンさんのスマホに着信がきた。
見るのは申し訳ないけどもしかしたら忘れたから届けて欲しいというジミンさんからの連絡かもと画面を確認して後悔した。
“ソア”
その名前は、確実に…女の子だ。
ガチャっとドアの開く音がして思わずスマホをソファーへ投げた。
jm「ごめん！僕、スマホ忘れていったみたい」
ソファーに投げ捨てられたスマホを見つけて安心したように画面を見た彼は表情を強ばらせる。
jm「あー…で、電話とか…来てた？」
その言葉に反射的に首を振った。
「私、電話してて気づかなかった…」
jm「そっか…なら、いいんだ！じゃあ行ってくるね！」
それは…彼女からの電話だから焦ってるの…？
今日、本当は…ソアさんと出かけるんじゃ…？
私が、プレゼントした服を着てソアさんと会うの…？
そう思うとつい、玄関で靴を履くジミンさんの服を掴んでしまった。
jm「…Aちゃん…？」
「…あ、の……もし、早く帰って来れるなら…映画、見ませんか…。好きなの借りてくるし、ご飯も今日は張り切って作るから…その、私も今日はクリニックに用事もないし…」
jm「…ごめん、いつ帰って来れるかわかんない…。ご飯までには戻ってこれるようにするから…！じゃあ、ね」
服を掴んでいた私の手を離させてバタンっと無情に閉まるドア。
そんなこと言うなら…今日はご飯の時間早くしちゃうよ…？
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えびてゃん(プロフ) - ユカさん» ありがとうございます！今週中には出したいです😖 (2022年5月26日 18時) (
レス) id: cc2d7e8a3f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごく面白いです。更新楽しみにしています。 (2022年5月25日 22時) (レス) id: 996863b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
えびてゃん(プロフ) - rieさん» ありがとうございます🥹ちょっと今バタバタしているので週末頃には新しい方を出したいと思っています😖 (2022年5月25日 20時) (レス) @page34 id: 3707cdaeb8 (このIDを非表示/違反報告)
rie(プロフ) - 続きが気になります(;O;)更新楽しみにしています。 (2022年5月25日 19時) (レス) @page35 id: 946afd3eb6 (このIDを非表示/違反報告)
えびてゃん(プロフ) - 飴雨さん» こちらの作品も見ていただきありがとうございます😂 更新頑張りますね💪 (2022年5月22日 16時) (レス) id: 3707cdaeb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびてゃん | 作成日時：2022年5月21日 16時
