アイドルと2日目 ページ11
「ただいま」
家に着くと時間は21時を過ぎていた。
ジミンさんはまだ、起きているのかな。
明かりの付いているリビングに入るとそこにジミンさんの姿はなかった。
「ジミン、さん？」
ご飯も食べずにテーブルに並べられただけ。
でもジミンさんだけがいない。
まさか、戻った…の？
jm「Aちゃん？」
その声が後ろから聞こえて振り返るとお風呂上がりのジミンさんがタオルをかけてそこにいた。
「…よかった」
ん？よかった…？なんで、私ジミンさんがいることに安心してるんだろ。
jm「ごめんね、お風呂借りてた…って
ちょっと！その顔何？！血が滲みまくってる！」
「あー、ちょっと色々ありまして笑」
ジミンさんは私の手を引いてソファーに座らせると救急箱の場所を聞いて取ってきた。
「ちゃちゃっと応急処置はしてもらったんですけどね」
jm「深いね…痛いでしょ？」
「んー…少し笑」
優しく絆創膏を貼ったあとその頬を包んでくれた。
「ご飯、口に合いませんでした？」
テーブルに並んだ料理を見てそう伝えればスっと頬から手が離れて両手を目の前で振った。
jm「違う！違う！Aちゃんの料理はすごく美味しいよ！
ただ…1人だと、食欲湧かなくて…」
…そっか。先に食べててなんて私突き放しすぎちゃった。
ジミンさんは今、1人になることに不安を抱えているのに。
「ごめんなさい。一緒に、食べましょう」
jm「うん。Aちゃんの顔を見たらお腹すいてきた」
「ふふっ、それじゃあ私が美味しそうに見えてるみたいですよ笑」
jm「ごめん！！いや、でも…まぁ、間違いでは、ないっていうか…Aちゃんは不味そうには見えないって、いうか…」
慌ててるジミンさんが面白くて思わずお腹を抱えて笑う。
「あー、もうおかしい笑
早く食べましょ！」
やっぱり、2人で食べるご飯はここ最近の中で1番美味しかった。
私もお風呂に入って上がると救急箱を開けて待機してるジミンさん。
jm「はい、座って。絆創膏ふやけてるから貼り治さないと」
「そんな…自分で出来ますよ」
jm「お節介やかせて？僕お世話になってばっかりなんだもの。」
「それは、私がしたくてやってる事で…」
jm「これも、僕がしたくてやってること。
ほら、ね？」
ジミンさんは優しく笑ってるのにどこか圧があって逆らえずにジミンさんの隣に座った。
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えびてゃん(プロフ) - ユカさん» ありがとうございます！今週中には出したいです😖 (2022年5月26日 18時) (
レス) id: cc2d7e8a3f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごく面白いです。更新楽しみにしています。 (2022年5月25日 22時) (レス) id: 996863b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
えびてゃん(プロフ) - rieさん» ありがとうございます🥹ちょっと今バタバタしているので週末頃には新しい方を出したいと思っています😖 (2022年5月25日 20時) (レス) @page34 id: 3707cdaeb8 (このIDを非表示/違反報告)
rie(プロフ) - 続きが気になります(;O;)更新楽しみにしています。 (2022年5月25日 19時) (レス) @page35 id: 946afd3eb6 (このIDを非表示/違反報告)
えびてゃん(プロフ) - 飴雨さん» こちらの作品も見ていただきありがとうございます😂 更新頑張りますね💪 (2022年5月22日 16時) (レス) id: 3707cdaeb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびてゃん | 作成日時：2022年5月21日 16時
