1週間前 ページ4
アスカside
ア「うーん・・・分からない!」
今、私は絶賛数学の宿題中……。
でも意味わかんない!何でここに3が入るの?
ああっ分からない!
ケイに聞く?……
いや、やめておこう。余計こんがらがりそう!
翼「おーい、アスカちょっと来てくれ。」
あれ?お父さんが呼んでる。何でだろ?
ア「何?お父さん。」
翼「おっアスカ、来るの早かったな。宿題分からないで行き溜まってたか?」
ア「な、何で分かるの!」
翼「え?顔にバッチリ書いてるからな。」
うそ!って、
ア「そ、そんなことより、何の用なの?」
翼「ああ、アスカちょっと頼まれてくれないか?」
何だろ。
ア「何?お使い?」
翼「いや、もっと重要なことだ。」
んん?もっと重要?
翼「お前に、あるサッカーチームの強化作戦のコーチになって欲しいんだ。」
へ?
ア「えぇぇぇぇぇ‼‼コーチィィィィィ‼‼」
翼「そうだ。アスカ、うるさいぞ。」
いやいや、そりゃそうでしょ!
ア「コ、コーチってどういう事!」
翼「まぁ落ち着け。実は、お父さんが昔お世話になった人が、そのサッカーチームのコーチなんだ。だが、交通事故にあってな。しばらくの間病院から出られない事になったんだ。しかももうすぐ大事な試合だ。今のままじゃまずいと思ったコーチが、俺に相談しに来たんだが…」
ア「レストランのシェフで忙しいの?」
翼「そういうわけだ。だからアスカ、俺の自慢の娘のお前を貸すと言ったら、喜んでくれて、お願いしますとまで言われたんだ。頼む!アスカ!」
う、うそー!でも、引き受けるしかないよ
ね…。
ア「分かった、いいよ。でも、トレーニングメニューとか私、立てられないよ?」
翼「ああ、分かってる。だから、ケイ君と一緒に行って、メニューはケイ君に考えて貰えばいい。」
分かってるってちょっとグサッときたんですけ
ど!
ア「分かった。で、いつ、どこに行けばいいの?」
翼「それはケイ君に言っておく。アスカだと忘れそうだからな。」
ひ、ひどっ。
翼「まぁそうブスッとするな。後でチョコクッキーやるから。あ、忙しくっても、アスカのトレーニングメニューは減らさないからな。じゃあな、俺はこれからレストラン行って来るから。」
ア「え、えぇぇぇぇぇ!ちょっとお父さん!」
ガチャ
えぇ〜!私のトレーニングメニュー無くならな
いの?ひどくない?
……まぁいっか、チョコクッキー貰えるし。
ええい!
そうと決まれば、やってやろうじゃない!
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レミ(プロフ) - 更新楽しみにしています (2022年6月10日 23時) (レス) @page5 id: ba4ddf93fc (このIDを非表示/違反報告)
サファイア - 更新まだかな更新したら私絶対見る (2020年7月2日 7時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
Anri@Project KZ - 超☆面白いです!次の更新が楽しみです!(←そんな事言ってる場合だったら、おまえも更新しろや。)がんばれ〜〜〜! (2019年9月23日 7時) (レス) id: 4ab380422b (このIDを非表示/違反報告)
亜夜(プロフ) - とても面白いです。次の更新が楽しみです。頑張って下さい。 (2018年8月24日 17時) (レス) id: 3bcb97d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
雀 - 次の更新が楽しみ。頑張ってください (2018年8月7日 13時) (レス) id: 12ece78d39 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Tamanyan | 作成日時:2018年7月7日 0時