081 ページ24
しばらくすると
お館様のお成りです
という声がかかってお館様がいらした
お館様「よく来たね、私のかわいい
お早う皆、今日はとてもいい天気だね
空は青いのかな
顔ぶれが変わらずに半年に一度の柱合会議を迎えられたこと嬉しく思うよ」
『ごめんね、竈門さん』
竈門「…!」
私は竈門さんの頭を抑えた
不死川「お館様におかれましてもご壮建で何よりです
益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」
お館様「ありがとう実弥」
甘露寺(私が言いたかった、お館様にご挨拶…)
不死川「畏れながら柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士についてご説明いただたく存じますがよろしいでしょうか」
くそかっこいい
お館様「そうだね、驚かせてしまってすまなかった
炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた
そして皆にも認めて欲しいと思っている」
柱「…!!」
悲鳴嶼「嗚呼…お館様の願いであっても私は承知しかねる」
宇髄「俺も派手に反対する
鬼を連れた鬼殺隊員認められない」
甘露寺「私はお館様の望むまま従います」
『私もお館様のご指示に従います』
時透「僕はどちらでも…すぐに忘れるので…」
胡蝶「……」
伊黒「信用しない、信用しない
そもそも鬼は大嫌いだ」
煉獄「心から尊敬するお館様理解できないお考えだ!!全力で反対する!!」
不死川「鬼を滅殺してこその鬼殺隊、竈門・冨岡両名の処罰を願います」
お館様「では手紙を」
ひなき「はい
こちらの手紙は元柱の鱗滝左近次様からいただいたものです
一部抜粋して読み上げます
"炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうか御許しください
禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています
飢餓状態であっても人を喰わず、そのまま2年以上の歳月が経過致しました
俄には信じ難いですが紛れもない事実です
もしも禰豆子が人を襲いかかった場合は竈門炭治郎、及び鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します"」
切腹まで…!?
不死川「……切腹するから何だと言うのか
死にたいなら勝手に死に腐れよ
何の保証にもなりません」
煉獄「不死川の言う通りです!
人を喰い殺せば取り返しがつかない!!殺された人は戻らない!」
お館様「確かにそうだね
人を襲わないという保証ができない、証明ができない
ただ人を襲うということもまた証明ができない」
不死川「!!」
335人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
心裕(プロフ) - 毎回更新楽しみにしています!何ので続けて欲しいです! (2019年11月8日 20時) (レス) id: f4990c4ae0 (このIDを非表示/違反報告)
みかんのかわ(プロフ) - 更新は続けて欲しいです!とても素敵な作品なので楽しみにしてます! (2019年11月8日 18時) (レス) id: bd0b20647b (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 更新続けて欲しいです!この小説大好きなので!私はあまり被ってるのとか気にしないです。 (2019年11月8日 17時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 冷月さん» わー!!嬉しいです!これからも頑張ります! (2019年11月7日 12時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
冷月 - わー!!この話すっごく好きです!これからも頑張ってください! (2019年11月7日 6時) (レス) id: 0628a6c5b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月5日 0時