か な で ろ 参 【鬼滅の刃】【不死川実弥】

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…いやおかしいだろ

妹じゃないならなんなんだよ

友達？

親友？




…どっちも違う………？




『…不死川さん？』




あぁ、ダメだ

下から俺を見るな




あぁ、俺、こいつには弱いのかもしれねぇ




不死川｢俺はァ…ただ、あいつには普通に暮らして欲しかっただけだァ…
どっかで平和に暮らしてくれればそれでよかったんだよォ｣




なんで、こいつには、言えるんだよ




『…』




響波は無言で、少しだけ抱きしめる力を強くした




…なんで、俺こんなガキに慰められてるみたいになってんだ

かっこわるいとこ見せてんじゃねぇよ




こんなガキに…









女に…………









『し、不死川さん？
どうしたんですか…？』









あぁー、ほんと調子狂う




おかしいだろって









頭ではわかってるのに




気づいたら俺の体は動いていて









『…!?
し、失礼しました!!』









家の中は俺一人だけになっていた









不死川｢なんだよ、俺
結局だせぇじゃねぇかァ…｣




多分俺は1番やってはいけないことをした




…ま、でも、先に抱きついてきたのあいつだし

…なんて言い訳にもなんねぇか




不死川｢はぁー…あっつ……｣




甘味処に誘う理由は
最初はおはぎ好きがバレたからなのは間違いねぇ

でも何回も誘うのはきっと俺が楽しいと感じていたからで

合いそうだなっていう簪をあげた理由は
無意識に俺があげたものを身につけてもらいたかったからで



不死川｢ほんと、バカじゃねぇの｣




気づかないうちに

好き、だったんだな




こんな感情一生縁のないものだと思っていたのに




不死川｢あ"ーーーーーくっそ｣




どうしようのないこの気持ちを忘れるためのひたすら訓練した









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ここで大正コソコソ噂話

Aは悲しい音がするとか怒っている音がするとは感じないけれど、声が悲しい声がするとか怒っている声がするって聞き分けられるんだって

だからAは相手に黙られるのが1番困るらしいよ

足音も覚えれば誰が近くに来たかわかるんだって

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