か な で ろ 参 【鬼滅の刃】【不死川実弥】

072 ページ14

2人で鬼を斬って問い詰める




『…玄弥、さっき鬼食べたよね？』


玄弥｢あぁ｣


『…どういうことなの？』


玄弥｢戦いを見てお前はわかっただろォ
俺は呼吸が使えねぇ｣




そう、純粋な腕力等でしか鬼と戦っていなかった




玄弥｢俺は鬼を食って強くなれる
一時的に鬼の再生力などを手に入れられるんだ｣


『だから、傷が…』


玄弥｢だから言っただろ、俺に手当はいらねぇ
俺は、兄貴のこと聞きたいから着いてきただけだァ｣


『…』


玄弥｢もう結構聞けたし、もういいわァ
じゃあ｣


『待って』


玄弥｢なんだよ｣


『鬼を食べて過ごしてるんだよね？』


玄弥｢それがどうした｣


『だったら尚更私はあなたを連れていかなきゃいけない
お願い、ついてきて』


玄弥｢は、嫌に決まって…｣


『着いてこい!!!!!!』


玄弥｢っ…｣









.









胡蝶｢なるほど、それで連れてきたんですね｣


『はい』


胡蝶｢鬼を食べる…ですか
鬼を食べることによって体に何か害はないですか？｣


玄弥｢ねぇ｣


胡蝶｢…そうですか
鬼喰いを辞める気はありますか｣


玄弥｢ねぇよ｣


胡蝶｢はぁ…｣




明らかに嫌な顔してる、胡蝶さん




胡蝶｢わかりました、では健康状態の確認のためにここへ定期的に通ってください、いいですか｣


玄弥｢……｣




あー有無を言わせない顔をしてる、こういうときの胡蝶さんはちょっと怖い


胡蝶｢無言は肯定とみなします、では1ヶ月に一度ほど通ってください
時期になれば鎹烏を飛ばしますので、いらしてください｣









.









『じゃ、また会おーね』


玄弥｢…次会うときは俺が柱になるときだ｣


『あはは、楽しみにしてる』


玄弥｢テメェバカにしてんだろォ｣


『してないよ、それじゃ元気で』








───────────────

ここで大正コソコソ噂話

Aは鬼殺隊の隊士には基本敬語で話すんだって
敬語外すと一気に馴れ馴れしくなるらしいよ、宇髄さんの影響かも？

073→←071

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す