か な で ろ 弐 【鬼滅の刃】

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とうとう鬼殺隊になった私の元に私の鎹鴉がやってきた




カラス｢今日ハ刀、刀ト隊服ガクルゾー｣


『おーカラスちゃん、お疲れ様』


宇髄｢おーやっとか｣


『はい』


宇髄｢何色になるか楽しみだな｣


『はい!!』




今日受け取る刀日輪刀という色変わりの刀で、最初に握ったものによって色が変わるらしい


それが何色になるか、というところが楽しみで仕方ない




『あ、来た音がする!!』




家の前に出ると刀を担いだひょっとこのお面を被った人が歩いてきていた

ひょっとこを被った人は家の目の前までくると




？｢宇髄様の継子で間違いねぇか｣




と声をかけてきた




『はい、間違いないです
どうぞ上がってください』


？｢失礼する｣









『父上、刀鍛冶の方がいらっしゃいました』


宇髄｢おう
あれ、鉄丘さんじゃないですか｣


鉄丘｢お久しぶりです、宇髄様
日輪刀の調子はいかがですか｣


宇髄｢爆薬の衝撃が重なってきたのでそろそろ変えようかと、近々文を送ろうと思っていたところでした｣


鉄丘｢やはりそんな時期でしたか、宇髄様の刀も持ってきたんですよ｣


宇髄｢助かります、ありがとうございます｣




おいてけぼり感が否めない




宇髄｢A、この刀鍛冶の方は俺がお世話になっている人でな｣


鉄丘｢どうも、鉄丘です｣


『響波Aです、父上がお世話になっております』


鉄丘｢あはは、なかなかできた継子ですね、宇髄様｣


宇髄｢えぇ、本当に鼻が高いです｣


鉄丘｢今回宇髄様の継子が最終選考を突破されたと聞いて喜んで刀を作るのを引き受けたんですよ

お嬢ちゃん、これが刀だ｣




手渡された刀を手に取る

すごく、すごく嬉しかった




鉄丘｢ぜひ、引き抜いてみてくれ｣




言われるがまま刀を引き抜いた




じわぁーっと刀の色が変わっていった

…黄色？




鉄丘｢綺麗な金糸雀(かなりあ)色じゃないか
雷の呼吸の使い手か？｣


『いえ、その派生の響の呼吸というのを使わせていただいてます』


鉄丘｢そうか｣


『あの、ありがとうございます!!』


鉄丘｢こちらこそ、大事に使ってくれよな｣


『もちろんです！』


鉄丘｢それじゃ里に戻りますね｣


宇髄｢はい、お気をつけて｣









.









あとは隊服か…

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