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宇髄「じゃあ2週間は休んでおけよ」


『はい…
そういえば父上は大丈夫なんですか』


宇髄「俺はお前ほどか弱くねぇからな
あと、技をまともにくらってないしすぐ任務に戻る」




頑丈すぎだろこの人




『ではお気をつけて』


宇髄「おう、お大事に」




ちょっと眠くなってきたな、寝よ…







.









『またここか』




そこはまたまた真っ白な空間で




『最近よく会いますね、どうしたんですか…
…!』




綺麗な長い黒髪に、透き通るような黒い瞳

そして私と同じ模様の羽織を着ていた


女性であることしかわかっていなかった為、姿を見るのは初めてだった




「やぁ奏者
本日の柱合会議の話を聞いてわかったこと、まだわからないこと、たくさんあるだろうから会いに来てやったぞ」


『どうも、姫さん』


「姫さんなんて呼ばないでくれ
余はそんな大層なことをしていない、結局鬼舞辻無惨は倒せなかったんだ…」


『そうですね…でも私達はそれしか知りません
もう少し教えて貰えませんか』


「もちろんそのつもりで来た
余はな、約150年前に鬼殺隊をやっていた
響の呼吸の使い手だ」


『はい』








.









御館様「昔、鬼舞辻無惨を追い詰めた時に響の呼吸の使い手、戦に現れる姫がいたという」









.









「この呼吸は音楽を学んでいないと使えないものだ
江戸の頃、西洋の音楽はキリスト教と共にやってきたが、キリスト教の弾圧、鎖国とともに消えていった
余の家は音楽一家だったため、教養として西洋の音楽を知っていた」


『なぜ、鬼殺隊に…』


「どうも琴も三味線も弾けなくてな…家族にはいらない人間になってしまった
だから家を飛び出したところを鬼殺隊の柱に拾われた
修行つんで必死に努力した

鬼舞辻無惨を追い詰めるほどの能力と技術を手に入れた

私はそんな力を誰かに授けたかったが、音楽に教養がある者が今まで現れなかった…」


『だから、私に…』


「奏者がどの呼吸にも一切適さないのはこれが理由だ…悪い事をしたな」


『…いえ』


「そして鬼殺隊として私は柱にもなった__柱だ」


『…え?』


「奏者の成長を楽しみにしているぞ」

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たまきゆら(プロフ) - 碧さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年10月29日 19時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください!! (2019年10月29日 16時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - シュカさん» 響の呼吸ですね、ご指摘ありがとうございます。訂正致します。 (2019年10月29日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 響の呼吸であってますよね?偶に音の呼吸ってなってますよ?勘違いだったらすいません。 (2019年10月29日 13時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 涙さん» ホントですね!ありがとうございます!! (2019年10月29日 1時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年10月29日 0時

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