か な で ろ 弐 【鬼滅の刃】

046 ページ18

いや、私は仮にも乙(きのと)であるから柱にはなれない




宇髄｢失礼、御館様
Aはまだ乙の身です
甲(きのえ)なら柱になるのはわかるのですが…｣


御館様｢Aは鬼を50体、下弦の参を斬っているほどの実力者だ
けれど、まだ任務に行った回数は2回だ｣


柱-宇髄｢…!?｣


御館様｢まだ経験が浅いと判断して階級は乙にしている
だから今はまだ柱にはなれない
今現時点で柱はかけていないから急ぎのことでもないからね
そうだな、Aが柱になるのを次の柱合会議の時を目安にして、それまで任務の経験を積んでいこう
どうかな、皆｣


煉獄｢御館様のご意向には賛同致します｣




他の隊士も同じような感じだった




御館様｢ありがとう皆
では次の話題に移るとしよう｣




半年後に柱か…

私そんなすごい人になった覚えないんだけど




御館様｢もしかするとAは、鬼舞辻無惨を倒すのに必要な重要な人物になるかもしれない｣









……………









…………………………









全員｢『え？』｣









.









.









『父上ー、おんぶー』


宇髄｢ほらよ｣


胡蝶｢傷は塞がるの待つだけなので蝶屋敷には戻らなくて大丈夫ですよ｣


宇髄｢すまんな、助かった｣


胡蝶｢いえいえ、女の子に傷が残っては大変ですから
どっかの誰かさんみたいに手当てを受けず傷だらけの方もいらっしゃいますけど｣


○○｢喧嘩売ってんのかァ｣


胡蝶｢あら、自覚がおありなんですね
もうあなたが治療を素直に受けると思っていませんので怒ってはいませんよ｣


『胡蝶さん、ありがとうございました』


胡蝶｢いつでも来てくださいね｣


『はい!!』


胡蝶｢ではその"お姫様"大事に運んでくださいね｣


宇髄｢"姫さん"傷つけるわけにいかねぇよ、言われなくても大丈夫っつーの
っじゃ｣

047→←045

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す