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あっというまに最終日
傷一つなく私は優雅に岩に腰かけている
いやー、だいぶ狩ったなぁー
耳をすましても近くできる範囲に鬼はいないや
.
翌朝、無事終わって最初に集まったところに戻ると私の他に生き残ったのは4人しかいなかった
皆ボロボロだった
まぁ15人中5人も生き残れば上出来ではないでしょうかね
言われるがままどれがいいのか悪いのかイマイチ分からない鉱石を選んで、手をコショコショとやられた
終わったみたいなので走って帰路につく
急げば日が沈む前には帰れるだろう
.
『ただいまー!!』
ガララララと戸を開けて声をかけると急いで皆が玄関に集まってきた
須磨さんは私を見て涙を流していた
須磨「よがっだあああああああああかわいい顔に傷一つなぐっでえええええ」
雛鶴「ちょ、ちょっと、須磨、泣きすぎ…」
まきを「もー、まずはおかえり、でしょー」
宇髄「おかえり、A」
『父上、ただいま!!』
宇髄「さすがだな、一週間前と大して変わらねぇじゃねぇか」
『おかげさまで』
まきを「さ、Aも帰ってきたことだし今日はご馳走だぞー!!」
雛鶴「赤飯炊かなくちゃ」
まきを「須磨、いつまで泣いてんの、あんたも準備するよ」
須磨「はいいいいいい」
3人は急いで台所へ向かった
宇髄「これで晴れてお前も鬼殺隊だ」
『はい』
宇髄「これからこの家を離れて任務を行うことになるだろう」
『はい』
宇髄「俺の元を離れてもしっかりやるんだぞ」
『わかってますよ』
父上はギュッと頭1個半くらい違う私を抱きしめて頭を撫でた
何秒かして父上は私から離れると
宇髄「疲れただろ、風呂は沸いてるからよ、入っておけ」
『うん!!』
.
『ちょっとご飯多すぎじゃない?』
宇髄「意地でも食べろ、残したら容赦しねぇ」
『嘘でしょ』
宇髄「お腹減ってるだろ、いけるいける」
まきを「無理して食べきらなくていいからね」
雛鶴「残ったら明日食べればいいしね〜」
須磨「あぁ…久しぶりにAとのご飯…!!」
雛鶴「須磨、まだ泣くの…?」
.
結局美味しかったから全部食べた
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たまきゆら(プロフ) - ryuu:aikaさん» ご指摘ありがとうございます!すぐに修正致しました!! (2020年6月16日 2時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
ryuu:aika - す、すいません…あの…030(ページ32)のところで雛鶴さんが「雛鶴泣きすぎ」と言っているようなんですが、ここは「須磨、泣きすぎ」と言うはずじゃ……勘違いでしょうか… (2020年6月16日 1時) (レス) id: 34e5e3f3ce (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - まーたんさん» 直しきったと思ってたのですがまだありましたか…!!探します、ありがとうございます! (2019年12月18日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
まーたん(プロフ) - 響の呼吸!よきです!!たまに響の呼吸が音の呼吸になってます(´・・`)とても面白いので続けて読ませて頂きますねっ♪ワクワク (2019年12月17日 21時) (レス) id: 8c8759d492 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 鬼滅の氷華さん» あ、いえ、責められただなんて思っていません!誤解を与える言い方をしてしまい申し訳ございません (2019年10月31日 11時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年10月18日 4時