『頑固』 ページ6
S:紫耀
海人「しょーにぃ…のどかわいたぁ」
「さっき飲んだでしょ？
まだ喉乾いてる？」
海人「…かわいてるもん。」
「そっか、廉くんも飲む？」
幸い、インフルエンザじゃなかったから、
他の症状には悩まされなくてすみそうかな。
廉「うん…さっき、げぇごめんね…」
「んー？そんなこと気にしなくていいんだよ。」
廉「ぼく…げぇ、したくてしたわけちがうの」
「うん、ちゃんとわかってるよ。大丈夫。」
海人「しょーにー！おみずっおみずっ…」
「あーはいはい。笑」
そうだったそうだった、
お水をコップに入れて廉くんと海人くんに渡した。
海人「ぼくのこれだけ…？」
自分のコップと廉くんのコップを見比べてる。
「そうだね、これだけ。
さっき、海人くん飲んだでしょ？
ちょっといきなりゴクゴク飲むと
ここびっくりしちゃうんだ。」
海人「しないもん。いいじゃん…ちょうだい！」
「また後であげるから。ね？
ひとまずそれで我慢して？」
海人「こんなんすぐなくなっちゃうもんっ！」
頬に空気、目に涙を溜めて、
ぐずり出しちゃった。
海人「おみずっ！いじわるっ！拗」
「もう…笑。
ゆっくり飲んでってば。」
ゴクゴク飲んで
『ほらもうなくなっちゃった』って。
「今はダメ。またあげるから。」
海人「いま！廉くんはここまでお水入ってた！
僕だけこれじゃあ少ないもん。」
初めの数分だけだと思ったら10分経っても
足をバタバタさせて、大きな声で
『お水』と主張。
「こーら、海人くん。
もう、バタバタおしまい。
そんな暴れてたら体調良くならないよ？」
海人「じゃあおみずっ！」
「だーめ。」
海人「ばかっ！！もういらないっ！」
『バカ』なんて言葉どこで覚えたんだ…笑
「こら、バカって人に向かって言っていいの？」
海人「…バカはバカだもん！！怒」
持っていたコップを
床に投げた…
「海人くん。物投げちゃいけないって
教えたよね？当たったらどうするの？」
海人「当たってないからいいんだもん。」
「それは結果論でしょ？」
海人「…違うもん！！(ケッカロンって何？)」
「自分で拾ってきなさい」
海人「やだっ！(プイッ)」
「かいとくん？」
海人くんの頬を掴んで、
プイッとした顔を正面に戻した。
可愛いんだけどね、
ダメなものはダメなんだよ。
感染とかじゃないから
すぐ治ることを期待するか…
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前世猫(プロフ) - 主様の作品大好きです❤︎更新楽しみにしています (7月9日 1時) (
レス) id: 809516b61c (このIDを非表示/違反報告)
タケノコ(プロフ) - しょー！さん» ありがとうございます！！そう言っていただけるなんて嬉しすぎます！これからも是非、見てください！！！🥰🥰🥰 (2023年4月6日 21時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
しょー！ - 読みたい感じの話を読みたいタイミングで書いてくださるから毎話毎話楽しみに待ってます😍主さんが椎茸の頃からずっと1ファンです！玄樹くん無理しすぎずショーくんに甘えてねー！笑笑 (2023年4月2日 15時) (レス) @page7 id: aad0716208 (このIDを非表示/違反報告)
璃恋(プロフ) - リクエストです！廉くんがうつ病になってしまうの見たいです！出来れば紫耀くん多めが嬉しいです！ (2023年4月1日 1時) (レス) @page2 id: 35b3a71128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タケノコ | 作成日時：2023年3月31日 22時
