『インフルエンザ？』 ページ5
S:玄樹
海人くんも結構辛そうだけど、
廉くんは全く力入ってない感じ。
廉「んぅ…んっ、ふぇぇ…」
かなり機嫌も悪そうだし…
紫耀「もしもしさせてね」
廉「んっ、…」
紫耀「うん。次、お鼻こしょこしょさせてね〜」
廉「ん…？」
あの長い綿棒を見ると
僕の鼻まで痛く感じるよ…
紫耀が廉くんの顎を持ち上げて
鼻に綿棒を入れて行く。
廉「っ！！！いたぁぁぁいー！！泣」
海人「っ！(ビクッ)」
海人くんがびっくりして
さっきより強い力で
しがみついてきた。
紫耀「ごめんね、おしまい。」
はじめはストレスって話だったけど
熱が高すぎるからってことで、
一応インフルの検査…
紫耀「次海人くん。
海人くん？お顔こっち向けて？」
海人「………」
海人くんは僕の胸に顔を埋め込んで、
服がシワシワになるくらいまでぎゅっと小さな手で
握ってる。
海人「………」
紫耀「かーいくん？」
海人「(ふる…ふる…)」
紫耀「ごめんね、おててちょっと離して？」
それでも海人くんは
僕の服から手を離してくれない。笑
申し訳ないけど、
僕は海人くんの手を少しずつ解いて行く。
海人「っ！げんにぃっ！やだっ…げんにぃっ！」
「ごめんねー？
服が痛いよ〜って泣いてるんだ。」
海人「あっ…ごめんなさぃ…」
こんなにピュアに信じてくれるとは思わず
ちょっと罪悪感。
「離してくれたから痛くないよ〜だって。笑」
海人「やさしくぎゅってするね…」
違う違う。笑
「まってね、こっち向こうね」
向き合ってる形から、
紫耀に診せるように海人くんの体を反転させた。
海人「あっ…しょうにぃやぁだ…」
紫耀「えぇ、紫耀にぃ悲しい〜。
ごめんね、もしもしからするよー。」
…
…
頑張れるかな…海人くんは。
海人「やぁぁー！！」
紫耀「ごめんねー。」
僕が海人くんの両手を
掴んでお腹の上で固定した。
海人「んっ、んっ！！！(ぶんぶん)」
紫耀「お顔ブンブンしないよー。」
海人「やらないっやだっ…」
紫耀「がんばれー」
鼻にグリグリッと綿棒が差し込まれると、
泣き声と呼吸が一瞬止まる。
海人「っ！…いだぁぁぁいー！！！大泣」
「海人くん、終わったよ、終わった。」
海人「やだぁぁぁー！お鼻痛いっ！！大泣」
「痛いよ、かいくん。叩かないで〜」
ペチペチと僕の腕を叩いてくる。
「はいはい、ごめんね。
がんばったもんねー。」
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前世猫(プロフ) - 主様の作品大好きです❤︎更新楽しみにしています (7月9日 1時) (
レス) id: 809516b61c (このIDを非表示/違反報告)
タケノコ(プロフ) - しょー！さん» ありがとうございます！！そう言っていただけるなんて嬉しすぎます！これからも是非、見てください！！！🥰🥰🥰 (2023年4月6日 21時) (レス) id: a963a52a12 (このIDを非表示/違反報告)
しょー！ - 読みたい感じの話を読みたいタイミングで書いてくださるから毎話毎話楽しみに待ってます😍主さんが椎茸の頃からずっと1ファンです！玄樹くん無理しすぎずショーくんに甘えてねー！笑笑 (2023年4月2日 15時) (レス) @page7 id: aad0716208 (このIDを非表示/違反報告)
璃恋(プロフ) - リクエストです！廉くんがうつ病になってしまうの見たいです！出来れば紫耀くん多めが嬉しいです！ (2023年4月1日 1時) (レス) @page2 id: 35b3a71128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タケノコ | 作成日時：2023年3月31日 22時
