四十八 くだらないのなら ページ48
「何故黒魔が貴様を狙うのかは検討がつかん。ただ妖怪とは別の存在というだけなのかもしれん……」
私のあとをオロチさんはずっとついてくる。
使命だけの理由でついてくるのなら私にはそんなもの必要ない。
関わりも必要ない。
無理に私を思わなくていい。
興味がないのなら、くだらないのなら、もう誰かを傷つけさせないで。
「おい、聞いているのか──……」
左肩を強く掴まれた。
私の顔を見て、オロチさんは目を丸くさせていた。
「もう、いいです……。くだらないのなら、面倒くさいのなら、もう終わってしまえばいい。私が居なくなったってオロチさんたちは関係ないでしょう？厄介事が減るだけ。……それでいいじゃないですか」
腕を振り払い、私は1歩後へ引き下がった。
「──……そうではない。ただ、私は……」
触れようとする手を私はまた振りほどく。
「話を聞け‼」
そんな声は私には届くことはない。
心も動きもしない。
小さな子どものように暴れて逃げようとするだけ。
「──A‼」
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剣城京菜(プロフ) - あやべえさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月25日 20時) (
レス) id: 6021a386db (このIDを非表示/違反報告)
あやべえ(プロフ) - オロチかっこいいですぅ……これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年8月25日 9時) (レス) id: af2133f4e4 (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - kkkkkkkkkさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月7日 20時) (レス) id: 6021a386db (このIDを非表示/違反報告)
kkkkkkkkk - 頑張ってください！！応援しています！！ (2018年8月7日 6時) (レス) id: c230d910a2 (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - 奈乃さん» 頑張ります！！アドバイスもありがとうございます！！ (2018年7月25日 11時) (レス) id: 6021a386db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣城京菜 | 作成日時：2018年7月20日 19時
