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最後の×× ページ34

「ほら、音たてへんで」

『ん、、、大丈夫です』

早朝、2人でゆっくりと食堂に降りる
皆さんが起きてくる前に朝食を食べて、急いでここを出る予定だ

バレないように荷物もまとめて、彼と何度も相談をした

やっと、やっとここから出られる。

「ついたよ。ほら、中入ろ」

また手を引かれ、中に入る







『っは、、、??????』




おかしい、なんで、どうしてここに



「遅かったなぁ、、、ほら、座れよ」

エメラルドは悪魔のように微笑み

「ほんと、、、どんだけ待ちくたびれたと思ってん?」

アメジストは強欲に笑う

「ほら2人とも分かってらんですよ。
Aの顔、見てみぃ?」

トパーズはさわやかに



ただ笑っていた




『っ、、、、 』

俺に考える暇も無く、走る

今までどれだけ下見をしたと思ってるんだ、そうだ今なら、、、、、まだ









「なんて、させる訳無いやん?」

ルビーは杖を降って俺の事をまた、いつかのように抱き締める


『離せ、、、っ!
離せよ、この、、、裏切り者っ!!
俺はあんたのこと信じてたのに!!』

悲しみが溢れそうになる。
だけど、悔しくて口を食いしばって

『酷い、、、あんた達は、、、あんまりだ、、、』

坂田さんの腕の中で、抱き締められて



「あんまり?おかしいなー俺はさ、


絶対とか、言うとらんやん?」

そんな、屁理屈を、理不尽を、押し付けるな、
気持ち悪い、、、!!!!!!!!


「まぁ、、、これでいいだろ。」

「そうやな、まだまだ楽しんどらんし」

「ですねぇ、ふふ」

3人はこちらに近づいて、口を開ける

俺の事を、少し開いたドアの前に俺の事をズルズルと座らせる


浦田さんは前から鎖骨に

坂田さんは後ろから右肩に

志麻さんは前から左肩に

センラさんは足の付け根に


『っ、、、、』


もう、俺は理解した










こんな所からなんて、逃げられない









このキスは、誰の唇で。

誰の熱で、



誰の声だ







「このキスって、、、何回目だろうな」







もう、答えられない

▲▽▲→←××30回



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設定タグ:浦島坂田船 , 男主 , 吸血鬼
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柴イヌ - 初コメ失礼します!最後の最後で続きが気になるストーリーなのがたまりませんでした!ですので、番外編を期待してます!笑(作者さんのペースで)これからも見させていただきます!素敵な小説に出会えてとても幸せです!ありがとうございました! (2022年8月23日 0時) (レス) @page35 id: e7748e17b4 (このIDを非表示/違反報告)
ヌー - まって……最高すぎる…… (2021年2月17日 22時) (レス) id: 4776e056ef (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 式綴さん» それもいいですね!!!!全裸待機してますね(( (2019年11月23日 8時) (レス) id: f3dbb4cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
式綴(プロフ) - みみさん» 嬉しいお言葉ありがとうございますー!続編は無いのですが、視点を夢主だけにしていたので浦島坂田船視点の話を作ろうかなと、、(未定) (2019年11月17日 9時) (レス) id: 939a8981cd (このIDを非表示/違反報告)
みみ - あぁ……終わってしまった……神小説をありがとうございました!続編ありますか?((って事で無限ループしてきます((( (2019年11月16日 16時) (レス) id: f3dbb4cfe6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:式繼 | 作成日時:2019年8月30日 19時

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