BTSと天使ちゃんのお話 15

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ウジン『来て頂けて大変嬉しく感じています』



千里『あの、電話でもお話した通りレッスン風景を見せて頂くだけですので…』



ウジン『もちろん分かっていますよ』




ニコニコと笑みを浮かべて私の1歩前を歩くウジンさんに案内されて通された部屋に行くと




一生懸命に先生の姿を見て練習をしてるレッスン生にいつしかの私の姿を思い出す




ウジン『レッスン生だった頃を思い出しませんか？もう一度1からスタートするのもいいと思いますよ』




千里『それも1つの手ですね…』




ウジン『私の事務所に移籍して頂けるのであれば、必ず千里さんを今よりももっと輝かせてみせますよ』




千里『ありがとうございます…』




〜♪



千里『すいません、ちょっと失礼します』




スマホの画面には【ジョングク】の文字



千里『もしもし？』



グク『もしもし、今どこいる？』



千里『あー、ちょっと遠出の買い物してた。なんかあったっけ？』



グク『いや、夜はリハあるからそれまでに帰って来ればいいんだけど。なんとなく電話してみた』



千里『もうそろそろそっち向かう。後で会おうね』




グクとの電話の後ウジンさんに別れを告げて
タクシーを拾う



明日の予定はMAMAだから香港に行くんだ…

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