魔女裁判〈イナGO〉

裁判 2 ページ5

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2012年 12月 10日 同時刻 深夜 12時 30分


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その頃、水蓮寺Aと雨宮太陽は飛行機に乗ってイギリスに来ていた。


太陽「わあ……!!!見て見て、A!!イギリスだよ!!!ロンドンだよ!!!」


太陽は飛行機の窓からロンドンの景色を眺め、
隣の席に座っているAの方に振り向く。


だが、Aは反応しない。


Aははしゃぐ太陽とは反対に冷めていた。


Aは目にはアイマスクを、口にはマスクをし、眠っているふりをしていた。


太陽はその事に気づき、頬を膨らました。


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太陽「ねえ！A!!!」


太陽が五月蠅い(うるさい)為、Aは顔を覆っている二つのマスクを外した。


A「…あのね、太陽。静かに眠らせてほしいんだけど…………。」


太陽「もう！元気ないなー!!!そんなんじゃ、法廷で勝てないよ?」


太陽はますます頬を膨らまし、そう言う。


そんな太陽を見てAは大きな溜息をした。


A「今回は弁護士協会の出張みたいなものだから、法廷で立つ事は無いわよ……。」


Aはそう言うとまた、アイマスクとマスクを付け、眠った。


太陽「ちぇっ、なーんだ……残念…。」


太陽は残念そうに呟いた。


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その時、太陽は何か思いついた様な表情をした。


そして、両手で隣にいるAに付いているマスクを上に大きく引っ張り、放した。


その反動でマスクはAの顔に戻り、パチンッといい音を鳴らした。


A「痛っ!!!」


Aはあまりの痛さに飛び起きた。


太陽は顔を抑えるAに耳元でこう囁いた。


太陽『頑張らないとね……！』


Aはその事に驚き、顔を真っ赤にし、怒った。


太陽はそんなAを見て笑った。


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だが、二人は知らなかった。


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この後に起こる大変な事件に＿＿＿＿＿。


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白竜と剣城はあともう少しで出します！

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