裁判 16 ページ21
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2012年 12月 10日 02時 35分
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神童「"すべて"ということは……
『魔女』のことも書かれているんですか?」
神童教授も、天馬と同じように顎に指を添え、考えこんだ。
茜は返事をし、頷いた。
茜「魔女の事、町で起こった事件の事、町に住んでいる皆の事。
これまで起こった事が……全部『物語』として書かれているんです。
そして……。
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町でこれから起こることも……。」
神童教授と天馬は茜の発した言葉に驚き、
目を見開いた。
それもそうだ。
魔女の事や町で起こった事などが、本に書かれ、物語になることだけでも驚いているのに、これから町で起こることも書かれているなんて聞いたら、誰でも驚く。
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天馬「……え?なんですか?」
茜「…………………。」
天馬は、今言われた言葉が信じられず、茜に聞いた。
だが、茜は何も応えず、黙ってしまった。
その時、止まっていたはずの雷がゴロゴロと大きな音をたて、鳴り響いた。
天馬「……先生。これって、不思議な話ですよね。
吹雪さんの手紙も、本のことも……。
……俺には、茜さんが嘘をついているようには見えません。」
天馬は顎に指を添え、眉毛を下げて、神童教授にそう言った。
確かに、天馬の言う通りだ。
何故なら、彼女の目は真剣そのもので、嘘をつくような人間の目をしていなかったからだ。
それに、彼女自身もそんな事をする人間ではないと、彼女と接しているうちにわかったからだ。
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天馬「……でも、魔女が追ってくるなんて本当にありえるんでしょうか?」
天馬は少しの沈黙の後、そう言った。
神童「……………。」
神童教授は天馬の問いに答えず、腕を組み、
考えこんでいた。
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剣城スノウ(プロフ) - 夜神聖香さん» ですよね!私もプレイしてた時ダバダバ涙流しちゃって(汗) (2013年1月2日 10時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - すみません2でした (2013年1月2日 1時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - クリアしました!弁護席に立つ成歩堂と自分の父を重ねてみてたかと思うと泣けて…。最後のお父さんとの背中合わせも泣けました、、(T . T)【1です】 (2013年1月2日 1時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 夜神聖香さん» ありがとうございます(^_^) (2012年12月30日 23時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - 剣城スノウさん» はいっ!もちろんです! (2012年12月30日 22時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城スノウ | 作成日時:2012年12月27日 23時