裁判 46 ページ9
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2012年 12月 10日 09時 06分
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太陽「のっけから言われてるよ、A!」
A(やれやれ。参ったわね……;;)
Aはルイ検事の姿は眼中に入っておらず、太陽の声も聞こえていなかった。
何故なら、茜の弁護の事を考えていたからだ。
A(こんな状態で弁護できるのかしら?
茜さんの事……。)
Aはそう思い、茜に視線を移した。
茜「……………。」
茜はただ無表情でそこに立っていた。
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裁判長「ふむう……そうですね。
"初めて"という事であれば。
この法廷の空気に馴染んでもらうため、
簡単な質問から始めましょうか。」
A「え!! は……はい。
(どうしよう…また、緊張してきたわ……)」
Aは緊張でいつもより早まる胸を押さえ、
冷や汗をかいた。
裁判長「……それでは、弁護人。
まず、この事件の被告人の名前を言ってみてください。」
A「……それは勿論、茜さんですよね。」
裁判長「……その通りです。」
裁判長はそう言い、頷いた。
A(ふう……まずは切り抜けたわね。)
Aは心の中でそう呟き、安堵の溜息をついた。
ルイ「ま、そんなに反り返って答えるほどの
問題ではありませんがね。」
ルイ検事は蝶ネクタイを両手で引っ張りながらそう言う。
A「……ぐっ………!;」
Aは本当の事を言われたため、言い返せなかった。
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裁判長「それでは、次の質問です。
この法廷で審議される、被告人の罪状を答えていただきましょうか。」
A(罪状……つまり、茜さんが
"何をやったか"という事ね。)
Aは脳内をフル回転させながら考える。
太陽もAと同じように頭を働かせていた。
太陽「うーん……茜さん、
悪い人には見えないからなあ。」
すると太陽は、答えがわかったのか、伏せていた顔を上げてこう言った。
太陽「可愛らしく"万引き"とか?」
A「そんなところかもしれないわね。
……可愛らしいかはどうかはともかく。
(まさか、"ロンドンで宝石泥棒"なんて事もないだろうし……。)」
裁判長「それでは、答えていただきましょう。
山菜 茜の罪状を……2つ。お願いします。」
Aは裁判長のその言葉を聞いた瞬間、目を見開いた。
A「え……;;」(ふ、2つ……ですって……!!)
Aは顔から大量の冷や汗を流した。
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リリア(プロフ) - レイトンvs逆転裁判でイナGO…めっちゃいい!!がんばれ!超がんばれ!この小説叫びたいくらい好き! (2013年1月8日 18時) (レス) id: 6d8996907d (このIDを非表示/違反報告)
風野サキ(プロフ) - 更新ガンバ♪ (2013年1月4日 20時) (レス) id: e6b0b8f9fb (このIDを非表示/違反報告)
風野サキ(プロフ) - ぼんちょ*綾神さんー教えてくれてありがとうございます!!! (2013年1月4日 19時) (レス) id: e6b0b8f9fb (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - ぽんちょ*彩神さん» 本当ですか!?(゚Д゚;)こんな駄作を面白いと言ってくださってありがとうございます!(/_;) (2013年1月4日 12時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 風野サキさん» ごめん!私もわかんない(汗)私はスマホでやってるから;; (2013年1月4日 0時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城スノウ | 作成日時:2013年1月2日 10時