【募集企画】水面下の魔法戦争物語【募集終了】

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【寮分け方法】
校長室前にある大きな扉(始まりと終わりの扉)に入る。そこには大きな果てのない空間が広がっており、どこからか声が聞こえてくる。そこで生徒はその声と対話し、声の主は生徒の希望する寮や生徒の内なる素質や性格を見抜く。声の主がその生徒の寮を決めると、空間に扉が現れる。
その扉を開くとその生徒が配属される寮の談話室に繋がっている。談話室では新しい寮生を歓迎するためのパーティが行われており、そこで新しい制服を渡される。
寮分けはただ寮を決めるための行事ではなく、これから自分はどうなりたいか改めて自分と向き合うための機会である。


【始まりと終わりの扉】
オ・コニキュラタ魔法魔術学校校長室にある『どこにも繋がっておらず、どこにでも繋がっている不思議な扉』のこと。一説によれば、魔法族が魔法界を作った時に一番最初にできた扉であり、魔法族が魔法界に移住する時に通った『始まりの扉』だとされている。まだ魔法界の終焉を迎えたことは無いが、もし迎えた時魔法界はこの扉を最後に残し、人間界への最後の逃げ場になると言われている。強大な魔力を持った魔法の扉である。

生徒は5年生の初めの日にこの扉の中に入り、寮分けをされる。寮分けの空間では『寮分けの声』と呼ばれる、姿は見えないのにどこからか聞こえる声がある。その声は、天女のような優しい声色であったり、雄々しい勇者の声であったり、老婆のような声であったりと生徒によって聞こえる声が違う。

また、始まりと終わりの扉は各寮の談話室に繋がっているだけでなく世界中どこにでも繋がっている。それが人間界であれ、魔法界の神秘部であれ、どこにでも繋がっているのである。校長はその扉が悪用されないよう普段は解錠の呪文でも簡単に解けないような鍵をかけ見張っている。校長はある意味、始まりと終わりの扉の番人なのである。

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