スケーター×JW=？ SEASONS 2

しげは兄貴っぽい ページ19

大毅





　Aを助手席に乗せての運転は、もう飽き

　るほどやってる。

　姉ちゃんより乗せてる。これまじやから(笑)





　「なあ、大毅〜♪」

重「はっ？！」

　「驚きすぎやろ(笑)」

重「そら驚くわ。大毅とか呼ばんくせにー」

　「大毅って呼びたくなった。」

重「はぁ？ほんま意味わからへん(笑)」

　「なんか彼女みたいでええやん！」

重「俺Aの彼氏なん？(笑)」

　「…なんか迷惑ばっかかけそうやな。」

重「迷惑〜？」





　ジュニア時代から結構絡みはあったんよ。

　以前舞台中にAがケガしてもうたとき、

　俺がおぶって移動してたっけ。

　今回のツアーでもAを結構な公演で俺が

　おぶってた。俺はウザ絡みされる方は嫌やの

　に、Aがめっちゃ抱き付いてウザ絡みし

　てくるから、動き制限するためにな(笑)

　なんなら"ええじゃないか"の始まりと終わり

　のポーズは俺がおぶってるからな？





重「俺Aのことめっちゃおぶってるわ。」

　「ほんまな！改めて考えるとしげの背中の思

　い出多いわ！」

重「どういう思い出やねん(笑)」





　あれよこれよと喋りだして、楽しそうに喋る

　のはほんまに可愛い。

　まだこいつも子供なんやなって、唯一感じる

　瞬間かもしれへん。

　…あ、まだわがままなとこあるし、全然子供や

　んな笑

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