配達員 舘様 ページ13
A
「…終わったぁぁぁ！」
難しい課題からの解放ってめちゃくちゃスッ
キリするよね。あり得ないくらい長い文章を
書けた私は凄い！自分を褒めちぎろう！
まあ頑張った分、肩も腰もバッキバキ。この
前も思ったけどほんと年取ったよな…
「あー、疲れた…眠たい…」
ご飯…Jberで…頼まなきゃ…いけないのに…
《ピーンポーン》
「…んぇ……？」
舘「A、来たよ。」
「舘様…？！何で？！」
あれ、頼んでから寝ちゃったんだっけ？！
舘「良かった、ちゃんと生きてるね。」
「へ？」
舘「今日の注文がなかなか来ないから、心配で
連絡したら返信ないし…」
「うそぉ…ごめんね、変に心配かけて…」
舘「その様子だと徹夜して寝落ちってとこ？」
「おっしゃる通りでございます…」
舘「そっか。頑張るのも良いことだけど、身体
は大事にしなきゃダメだよ？」
「うん。久々にここまでやっちゃったわ。」
舘「でもまあ、またこんなことがあったとても
誰かしら来られるからさ。」
「うん、心強いよ。」
舘「女の子の一人暮らしを守るのも、俺達の仕
事の一環でもあると言っても過言じゃないか
らね。俺らのこと頼れよ？」
「ふふ、ありがとね！」
舘「いえいえ。で、お昼ごはんが…」
「ローストビーフ丼？！」
舘「好きでしょ？笑」
「しゅき！…あ、噛んだ。」
舘「ははは！笑」
可愛い笑顔を覗かせる舘様は、この瞬間だけ
はだてちゃまって感じ。
舘「美味しい？」
「うん！めちゃくちゃ美味しい！…てかこれ、
舘様が作ったでしょ？」
舘「ふふ、正解。何でわかったの？」
「食べたことある味したし…あとはソースか
な。」
舘「おぉ、凄いね。料理はしないのに、舌はめ
ちゃくちゃ肥えてるもんね、Aって。」
「ほんとよ。私そこしか誇れない。」
舘「そんなことないから。Aは凄く魅力的
な女性だよ。」
「…んわぁ〜、舘様が全肯定してくれるの嬉し
過ぎる〜」
大学に直接行かなくとも心労は出来てしまう
もので。
いっぱい甘えさせてもらっちゃったな。
舘「あ、ちなみに今日のは俺の手作りだから、
お代は無しね。」
「え？！申し訳ないよ！」
舘「んー？全然聞こえませーん！じゃ、ごきげ
んよう。」
「ご…ば、ばいばい…！」
ロイヤルとお茶目が共存してんのよ…
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TWIN tower☆(プロフ) - 香澄さん» 意味が通じて良かったです！笑 (2020年8月18日 9時) (
レス) id: c056fdf94a (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - UFOキャッチャーのwwエリアがww狭く見えてwwwwおもしろすぎますじわりじわりきましたw (2020年8月18日 8時) (レス) id: 5dc310113d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TWIN tower☆
| 作者ホームページ：http://twin-tower
作成日時：2020年7月12日 14時
