TWICEサナの彼氏 (ページ5)

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トボトボとトイレに入ったら

2人先客がいた。

JM「え？」

この人ってBRIGHTNESSさんのジェユン先輩と

ボクとグクが憧れている翼先輩がいた。

ジェユン先輩と翼先輩がトイレを済まして

振り向いた時、

JY「バンタンソニョンダンのジミン君じゃん」

貴「あっ本当だ」

JM「アニョハセヨ！！ボクの事、知ってるんですか！？」

貴「当たり前じゃん」

JY「そうそう」

JM「あ、あの！突然で何ですけど！
ボク、翼先輩に憧れているんです！！」

貴「え？そうなの？」

JM「翼先輩の声とダンスに惚れて」

ペンの気持ちが少し分かったような気がする。

好きな人を目の前にすると、こんなにも緊張するんだ

JY「翼の歌声に惚れる人多いよね！」

JM「ですよね！！
ナムジャでこんなにキレイな高音出しつつ、表現力豊かに出来る人そうそういないです！！」

貴「コ、コマウォ」

つい興奮してしまった。

人見知りなボクが、ほぼ初対面の人に向かって、こんなに熱く語るなんて自分でも思わなかった。

JM「あ、あの！
迷惑じゃなければ、ヒョンって呼んでもいいですか！？」

貴「迷惑なんかじゃないよ」

JM「ありがとうございます！！」

一歩前に進めた気がした。

JY「お取り込み中悪いんだけど、早く帰らない？
皆待ってるし」

貴「だな」

JM「ボクこそ、足止めしてすみません！！」

貴「いいのいいの」

そこまでない楽屋まで、ご一緒させてもらうことにした。

ボクにとっては、それだけでも嬉しかった。