*NEARER

　 ページ5

Tetsuya side
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「おい盛るな。」
「〜いって…！虫さん何すんだ！」

煩悩で支配された時に落ちてたスリッパでスパァンと叩かれる。
気持ちいいくらい良い音…

後頭部を押さえながら悶絶すると奥の方でりょうとしばゆーが腹を抱えて笑ってた。


虫さん止めてくれて有難いけど流石に痛え…！

やるだけやったら満足したのか虫さんはしばりょうコンビの元へ戻ってしまい、俺とAだけが取り残される。


ゴロゴロとソファーに沈み込むと伸びてきた手が俺の頭を労わるように撫でてきた。


いたい……。
けど撫でてもらえたから何となく得した気分…。

調子良いやつだと思われても嬉しいもんはしょうがない。
ソファーに押し倒すようにAに抱き着くと、目敏いりょうに 虫さん、てつやまたやっとるーと告げ口されコラ！と怒られた。(3分ぶり2度目)


.


あの3人がまたゲームに集中し始めた頃、Aに袖口をちょいちょいと引っ張られた。

耳元に手を持ってきたので体を傾けて聞く体制をとる。


「…今度はみんなが居らん時にしようね」


あざとく笑うAに今日も一本取られたなと感じながら赤くなる顔を抑える。
待って 本当に無理、この姉さん俺を甘やかす才能ありすぎ。

敵わんなあと思いつつAの真似をして耳元に手を当てる。



「それは流石に戦犯。抱き潰す。」



＿＿＿ / end



#

「！？そういう意味じゃないんだけど！」
「無理。聞きません」
「うわ〜…！虫ちゃん〜」
「ちょっと虫さん呼ばんで！」
「どしたの〜？」
「来るな！早えな！」
「てつやがハレンチだよ〜」
「いつもやん」
「ええい！うるさぁい！帰れ！」
「…Aちゃん健闘を祈る。」
「見捨てたぁ！」


.

リクエスト有難うございます！
移行などでバタバタとしてしまいましたが、無事完成しました〜

この作品を書く上で、あくまで個人的なイメージの話ですが、母性本能をくすぐるようなデレの中に男らしい一面があるようなギャップ？をてつやに感じます…(ポテンシャルの話)

甘え上手で甘やかし上手そうですよね(？？)

まずい。要らん話で盛り上がってしまいました(笑)
気に入っていただけると幸いです！

/以下リクエスト原文

ぱぴこ - いつも楽しく見させていただいています！甘えたなてつやくんと年上彼女のお話書いていただきたいです！

絶対安静 [tty] #req.→←need [tty] #req.

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