137.過去 ページ34
(今回は少し痛そうな表現があります。苦手な方はお気をつけください)
研究所
カチカチカチカチ
カタカタカタッターン
博士がパソコンなどの機械に向かって何かをしている。
私は、それを黙ってずっと見ていた。
博士「リリイ、これを過去のゆう………Aちゃんのお父さんが亡くなった日の僕に渡してほしい。」
そう言って、私、リリイに渡されたのは1枚の紙とSDカードのようなものだった。
リリイ「博士、これは?」
博士「あれだよ、この物語は終わったからね………過去の僕に必要な品物だろうし」
リリイ「? あの、もうちょっと分かりやすく……」
博士「まあ、過去に行けば分かるよ。その間僕は他の仕事してるね」
リリイ「………分かりました。……?」
私は頭に疑問を浮かべながら過去に向かった。
*過去(の研究所)
リリイ「ここが………昔の研究所ですか……今とそれほど変わらないような……あ、でも、家がなんか小さいですね………さてと、博士は、と。……」
周りを見渡す
博士は黒い服を着て、呑気に外でお茶をしていた。
リリイ「発見しました
博士!!」
私は博士の所まで行く。
博士「ん?……君は……?」
リリイ「未来から来たお届けものです」
私は紙とSDカードを博士に渡した。
博士「未来から?どれどれ……」
博士は渡した紙を読む。
博士「ふむふむ。なるほど……」
そういえば博士が黒い服を着ているのを初めて見た。いつもは白い服に白衣だから……
リリイ「博士って日頃からそんな真っ黒な服着てたんですか?」
博士「ん?………あ、これ?違うよ。今日は友人のお葬式があってね」
リリイ「あ、そうでしたね」
博士「ところで君がリリイちゃん?」
リリイ「?そうですけど、何か?」
博士はニッコリと笑って優しそうな声で言った。
博士「君の役目は終わったよ。今までお疲れ様。」
リリイ「え?」
博士は右手を私の方に向けた。
そのあと博士の右手からピンク色の槍が出てきた。
ドスッ
リリイ「い"っっっっ!?」
お腹に激痛が走ったので、見てみると槍が私のお腹に貫通していた。
バタッ
私はその場で倒れた。
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ルンロ(プロフ) - Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新蝸牛並さん» あぁぁあ(TT)応援ありがとうございます!もしやるとしたら年明けの………いつになるのだ……?(-ω-;) (2020年12月29日 14時) (レス) id: a374a6182a (このIDを非表示/違反報告)
Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新蝸牛並(プロフ) - …といっても番外編やるんですって? …まだがんばれ!←敬語抜けた (2020年12月29日 14時) (レス) id: c3277ede91 (このIDを非表示/違反報告)
ルンロ(プロフ) - Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新蝸牛並さん» ありがとうございましたぁぁぁあぁ!!!! (2020年12月29日 14時) (レス) id: a374a6182a (このIDを非表示/違反報告)
Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新蝸牛並(プロフ) - お疲れ様でしたあああああ!!!(他に言うことなかった)← (2020年12月29日 12時) (レス) id: c3277ede91 (このIDを非表示/違反報告)
ルンロ(プロフ) - 月崎まおさん» え?え??あは!どうなるんだろうね((( (2020年10月31日 20時) (レス) id: a374a6182a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンロ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TOP25001/
作成日時:2020年6月11日 19時