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それから�霤弔気鵑�1度も蹴らなかった。
殴りもしないし、酷い言葉をかけることも無かった。
無かったと、思う。
どのくらいの時間が経ったのか。
記憶を遡っても分からない程に
僕の頭は、働く事を放棄した。
そんな中、
遠くから聞こえた何かの音によって現実に引き摺り戻される。
喉が渇いていた。
それはきっと、無意識にAの名前を口から零し続けていたからだろう。
動かない体で目線を走らせると
�霤弔気鵑郎造辰栃匹亡鵑蠅�かっていた。
ボーッと斜め上の方を見ている。
僕と同じく、考える事を放棄している様にも見えた。
�霤弔気鵑癲�疲れてもうたのかな。
ハハッ、僕と一緒やな。
静まり返る室内。
その静寂が煩い。
そんな静寂を切り裂く新たな"音"が微かに聞こえる。
なんやろ。
人の声のような…
�霤弔気鵑發修硫擦傍い�付いたようで
じっと扉の方を見ていた。
「…あぁ。やっとか。」
とっくに声が枯れている僕は
その�霤弔気鵑両�さな呟きに返事をする事が出来ひんかったけど
少し嬉しそうに呟く彼に
これから何かが起きる事は、何となく予想した。
遠くから人の声が聞こえてすぐ、
扉の向こうから爆音が響いた。
静寂の中に劈く警報音。
この部屋にスピーカーが無い事が唯一の救いや。
きっと間近で聞いたら、鼓膜が破れてまうわ。
"カジデス カジデス イマスグニ ヒナンシテクダサイ"
機械的な声が
同じ定型文を繰り返す。
火事、か。
「…智洋、逃げるか？」
「………」
�霤弔気鵑亘佑了�を見ずに
ポツリと呟いた。
それに対して
ゆっくり首を横に振る。
「そうやと思った。」
「………じゅ、……んっ…た…」
「……淳太？…淳太も照史も、逃げへんよ。逃げたら、放火罪で捕まってまう。」
そっか。
淳太さんが謝ったのって、そういう事か。
人の会話が響いた室内は
また、
静寂に包まれた。
相変わらず怒鳴り続ける警報音。
もう少し静かに眠らせてくれよ。
やがて、
耐えきれずに扉の隙間から、煙が入り込んで来た。
キラキラ光る電球に照らされ
美しく、宙を漂う。
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#TODAY(プロフ) - キャラメルさん» 初めまして！！読んでくださってありがとうございました！他には無い話を書きたくてだいぶファンタジックになってしまいましたが、難しくは無かったでしょうか…(汗)Shadowsを聴いた時はこのお話を思い出して下さったら幸いです。他の作品も頑張ります！！ (2021年12月31日 21時) (
レス) id: 3e33249399 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル(プロフ) - #TODAYさん初めまして！この作品の世界観にぐっと引き込まれてしまい、思わず感想を伝えたくてコメントさせて頂きました！！！最後の方は読みながら本当に泣きそうになりました！他の作品も読ませていただきます！最高の作品に出会えたことに感謝します！ (2021年12月31日 13時) (レス) @page35 id: 826f2c597b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：#TODAY | 作成日時：2021年9月15日 16時
