【探偵チームKZ事件ノート】孤独な探偵は知っている

警察うざいｗ ページ19

若「砂原に接触できなくなったら俺たちＭＡＳＱＵＥ ＲＯＵＧＥと関係がなくなるぜ。極東地担当はイリアンさんだけど、今どこにいるかもさっぱりだしさ。」


へぇ、結構ＭＡＳＱＵＥ ＲＯＵＧＥの内部に詳しいのか


すると上杉がこちらを見た


上「おまえさぁ、なんか情報ないの？」


そりゃあるけど、仕事だし


若「言えよ。俺たち、手を組むんだぜ。その中に秘密はありえないだろーが。」


はいはいｗ


「わたしの持ってる情報はそんなにいいヤツじゃないよ。深夜2時半に二人組みが侵入した。盗んでいったのは想定5億円の『グリーン・ダイアモンド』。ダイアモンドなのに緑色をしていて有名らしいとのこと。盗みに入った二人のうち、一人は日本人だったはず。もう一人はさっぱり。日本人のほうは今警察が闇雲に捜しているところ。警察、バカだからね。」


わたしが「警察はバカ」という言葉を言うと、メンバー全員が口々に言い始めた


若「そーだ、子供のこと何にも考えないくせに。」


上「あいつらの態度にはうんざりだ。」


黒「あいつらはココ(頭)ができてないからな。」


小「子供と大人を差別しすぎだよ。」


美「警察はＫＺの邪魔をしているような気にもならなくはない。」


七「俺らいつも匿名だぜ。」


彩「さすがに態度がわるいよ。」


おーお、警察メチャメチャ言われてやんのｗｗ


警察は確かに態度悪いよなぁ


子供は引っ込んでろ！っていう感じだもん


わたしも、警察は探偵に敬意を払うべきだと思うな


調査に参加してあげてるんだから


「それより、」


わたしは若武に目を向けた


「これからどうすんの？」


若武は落ち着いてみんなを見渡した


若「えっと、ここじゃなんだからさ、事務所にいかね？」


は！？ 事務所！？


「事務所なんか、あるの？」


若「あるぜ。」


「どこに。」


若「俺んち。」


ほうほう、結構本格的、と


そんなことを思っていると、黒木が言った


黒「若武、Aは外しとけ。一人で調査させといたほうがいい。」


ですよね


でも若武は分かっていないようだった


若「なんでだ。俺たちと組むんじゃなかったのか。」


黒「Aは一人で探偵をしている。俺たちと違うんだ。やり方も、もちろん違う。Aに一番伸びてもらうには、自分にあった方法でやったほうがいいに決まってる。」


わたしは完璧に納得


でも、チームの調査にに参加するから、ね

身体能力なめんなよ→←彩の意見

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