キミが残したもの 。

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ぶんけい side









5秒くらいかな、

3人とも一言も喋らんと 沈黙が流れた








それ を破ったのは、





まあみんな察しついてると思うけど







「 ほんとに 、、？！ 」








あーずー 。









『 えいちゃんの、？ 』





僕がそう言ったら





「 ぶんけいさん、私が婚約者亡くして 半年も経たないうちに他の男の子供妊娠するような女に見えますか、(笑)」





すごい正論ぶち込まれて





『 いや、見えん 、ごめん (笑) 』



「 良かった、見えるって言われたら泣いてた 」









いひ、っと歯を見せて笑う
Aちゃんを見て、いても経っても居られなくなって







立ち上がってAちゃんの前に座って








思いっきり抱きしめた 。









『 良かった、良かったなあ、、

えいちゃん、大きすぎるプレゼント、遺して行ってくれたなあ、、 』







僕の背中に腕を回して

その細腕に力込めて







「 うん、、っ、、 」






すすり泣く音がした 。









釣られて僕もちょっと涙流れた





そしたらAちゃんより
大粒の涙流してるあーずーが



僕の前に来て
Aちゃんを背中から抱きしめた







僕とあーずーでAちゃんを
サンドしてる 状態で



3人とも泣いてるって


何これシュール (笑)










「 お腹、触っても大丈夫、？ 」




「 もちろん、 」




『 あーずー、ずるいわ、僕も 』









2人でAちゃんのお腹を撫でて









『「 ありがとう、 」』






って 言うた








「 なんでハモるんですか、なかよし 、 」







くすくすわらってるAちゃんを見て







えいちゃん、良かった、
Aちゃん笑ってる 。





えいちゃんがおらんくなった世界で


Aちゃん笑うこと忘れてもたら


どうしよ、ってずっと思ってた







心配いらんかったなあ、 (笑)








えいちゃん、任せて 。



Aちゃんの笑顔は 僕達で守るから







元気な赤ちゃん産まれてくるように



空から見守っといたってよ 、









……

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