太輔君の愛し方 (ページ15)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:57,081 hit

2 ページ15

藤ヶ谷side

『ねぇ、わたわた！』

「あっ、太輔。大丈夫だった？」

『えっ、あぁ、うん。』

俺のことならなんでもお見通しのわたに、

傷が大したことないなんて、気づかれたら、面倒だもん。

『こんなことよりも！保健室いったら、めっちゃ可愛い子がいたの！』

「へぇ、よかったじゃん。」

『この学校にあんな子いたんだ！、って感じ！』

「まぁ、広いからね。」

『幼すぎて、ホントに高校生！？って感じ！』

「ふーん。」

『なんで、そんな、適当なの！わた！』

俺が、こんなにも、何かを語ることなんて、なかなかないんだよ！？

もう少し、興味もってよね！わた！

「だって、太輔のヲタク気質なの、面倒だし。」

『そんなことないじゃん！』

「しかも、俺その可愛い子？見てないし、」

『う、』

「まぁ、太輔が言う位なんだから、相当なんだと思うけど、」

『だよね！』

「でも、まぁ、俺は知らないよね。」

『うぅ、、、、』

なんで、わたと行かなかったんだろう、

わたにも、見てほしかったなぁ。