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▽____ ページ9

田部井「 あ、あの … さっきの先輩カッコよかったです。自意識過剰って言われると思いますけど、必死にボールを追いかけて身を呈して守ってくれたの嬉しかったです。 」



頬を紅色に染めて上目遣いで笑いかける後輩に、イチコロでやられてしまった。



八野「 ま、マネージャーには怪我させられないから 」



田部井「 頼もしいですね … いえ!でも自分の身は自分で守ります!今度はボールを避ける練習しますね! 」



両手に拳を作って決意を漲らせた田部井さんは、バッと立ち上がるとバランスを崩して転けそうになる。



八野「 っ、ちょ、おいおい … 」



なんとか左腕で彼女の体を支えると、後輩は照れた顔で すみません と再度謝った。



… ヤバい、想像以上に可愛い



腕で支えてるから田部井さんとは至近距離で、周りから見たらそういう関係に見えるんだろうな、なんて恥ずかしいことを考えてしまう。



田部井さんは腕から離れ、俺の怪我をじっと見る。



田部井「 け、怪我痛いです … よね。うわあ、やっぱり罪悪感に押し潰されそうです … 本当にごめんなさい 」



突然の落ち込み具合。俺と似て情緒不安定なのかも知れない。


と要らん同気相求を感じながらも、俺は横に首をふる。



八野「 お前が気にすることじゃないよ。運動やってれば怪我なんてつきもんだし。… 痛いっちゃ痛いけど。」


田部井「 気持ちだけでも和らげさせます … ! 」


八野「 ?どういう事? 」



彼女はずいっと近付くと、俺の頭に手を置く。



… え?撫でられてんの俺?



待て待て羞恥で死ぬ。嬉しさと恥ずかしさで死ぬ。



田部井「 頭撫でられると安心しません?どうです?少しはマシになりました? 」



俺は緩む口元を抑えながら、



八野「 効果あるわ … 」



と破裂しそうな心臓を冷静にさせる。



田部井さんは じゃあまた様子見に来ます! とマイペースに外に出る。



怪我して良かったかもしれない。

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作者名: | 作成日時:2019年2月2日 2時

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