ドS６人が鬱陶しい件について４

#story 4-45 ページ45

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科学部)あ、A〜



覚えてる？


いつしか登場したクラスメイトの科学部の人ね



『なに？』



科学部)いやぁ、また薬作ったからさ、ほい



そう言って液体が入ってる小瓶を渡された



『今度は何の薬？』



科学部)それは秘密、だけど今回はお前が飲めよ？



『は？』



科学部)大丈夫、死なねぇよ



『や、そーゆー問題じゃなくて』



科学部)あー放課後に飲んだ方が良いかもな



『は？』



科学部)あと 人が居ない所な



『なんで？』



科学部)あ、味は保証するよ



『ほー。じゃなくて、普通に怖いわ』



科学部)お前に害はないからwじゃあ結果よろしく〜



……は？



ー 放課後 ー



あれから問い詰めたら


「今度何か奢るから頼む」


と言われて飲む事を了承した


そして今、放課後は誰も来ない図書室にいる


ま、害はないらしいからな。さっさと飲も


味は保証されてるらしいし、結構楽しみだったりする



まずは 一口



ゴクッ. ..



…んま。フルーツジュースみたい



ゴクゴクッ



『ぷはっ…』



ナニコレ、普通にうまいんだが


全然どこにも変化ないし


まぁ失敗作だろうな


帰るか


足を一歩踏み出した


はずだった



ガクンッ『っえ？』



ドサッ. ..



足に力が入らなくて、尻餅をついた



『へ、？』



そう発した喉が熱くなった


と同時に体が熱くなった


息も吸いにくくなってきた



『はっ…なにこれ、…熱でも出たってか…？』



頭が痛くなって、片手で抑えていた


その手を誰かに触れられた



ビクンッ『んっ…/////』



なんて声を出してるんだ 私


手を触られただけで……、誰に？



？)え…どうしたん、？



『っえ、？』



見上げれば、知らない男の人


いつ来たんだ…



赤髪で、目がくりくりしてて、ちょっとなまってる


1年ではない…2年か3年の人だろう



赤髪)大丈夫？熱？大丈夫？



無駄に顔が近くて、グンと体温が上がったのは自分でも分かる



『大丈夫です、はぁ…////』



赤髪)全然大丈夫じゃn_？)おーい、坂田ー？何やってんだー？



遠くから誰かが声をかけてきた


茶髪で外ハネの男の人


この人もまた1年ではない



赤髪)あっ！うらたさ〜ん！この子倒れててさ〜！どうしたら良いんやろ〜っ！！



赤髪の人が耳元で叫ぶ


透き通る声で、私の頭にも痛く響く



茶髪)おい、じゃあ耳元で叫ぶなよ



少し呆れながら向かってくる


私との距離がそう遠くなくなった時


茶髪の人は足を止めた



茶髪)…あれ、君………………………なんか飲んだ？



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